
(男子)リーグ戦2日目 専大に快勝/関東大学春季リーグ戦
関東大学春季リーグ戦は2日目を迎えた。明大は前回6位の専大と対戦。個人として、そして団体としての強さを発揮。相手に1ゲームも渡さない圧倒的な試合を繰り広げ、初日の勢いをさらに加速させた。
◆4・30~5・5 関東大学春季2部リーグ戦(日体大米本記念体育館)
▼男子
百上○2―0矢畑
宮下○2―0小野里
武井・遠藤組○2―0鈴木・小松崎組
吉岡・柳川組○2―0小野里・岡部組
本田○2―0松木
インカレ王者の力を遺憾なく発揮した。初日の帝京大戦から勢いに乗る中、迎えた専大戦。「自分たちからすればあくまで通過点」(遠藤彩斗・政経4=埼玉栄)。数々の大舞台を経験している武井優太(商4=埼玉栄)・遠藤組は第1ゲーム、第2ゲームともに相手に2桁得点を許さない圧倒ぶりで盤石に勝利を収める。「ミスも減らせていいプレーができたので良かった」(武井)。第2ダブルスには吉岡壮馬(政経3=聖ウルスラ学院英智)・柳川蓮(商1=瓊浦)組が出場。柳川はこの試合が大学デビュー戦となったが「いい緊張で思い切りできた」。前衛に柳川、後衛に吉岡を置き、大きな展開をつくることで第1ゲームは得点を量産。その後は相手のカウンター攻撃を利用し流れを引き寄せた。「今後は2人で攻めていきたい」(柳川)。団体戦の核となるダブルスに今後も期待がかかる。
シングルスでも活躍を見せた。第1シングルスの百上拓海(政経3=埼玉栄)は前日からの修正点として「力に頼らず、その前に崩して攻める」ことを挙げた。2―0でストレート勝ちを収めるも「まだまだ足りないところが多い」。シングルスを引っ張る百上は謙虚な姿勢を崩さなかった。第2、第3シングルスでは宮下怜(政経1=埼玉栄)、本田光(商2=埼玉栄)の2人の下級生が躍動。「試合の入り方にまだ甘い部分があった」(宮下)。「自分の得意なプレーである相手を動かす展開を出せなかった」(本田)。次戦を見据え、さらなる成長を遂げられるか。
「入替戦にいい流れを持っていけるような内容の試合をチーム全体でやっていきたい」(遠藤)。余裕を持ちながらも、2部だからと油断することなく試合に臨んでいる選手たち。1部昇格への道は3日から正念場を迎える。
[桑原涼也]
試合後のコメント
遠藤
――今日の収穫と課題はありますか。
「いろいろ差はあったので、その中で無駄なミスをなくしていけたのはいい収穫だったと思います。課題はこれからも向かってくる相手に対して対応していくことです」
武井
――3日以降に向けての意気込みをお願いします。
「無駄な試合といいますか、恥ずかしくない試合をして頑張りたいと思います」
百上
――今日の相手はどのような印象でしたか。
「打ち方に癖があるというわけではないですが、分かりづらい打ち方だったので少し最初苦戦しましたが、体力やフィジカルの面で自信があるので、そこで最後に離せたかなと思います」
本田
――ゲーム内で得られた収穫はありましたか。
「点数的には少しリードされていた場面もありましたが、気持ち的には落ち着いて焦らずにプレーができていたのでそこは良かったと思います」
宮下
――大学で初めての試合になりましたが、どのように臨みましたか。
「団体戦ということもあり、自分一人ではなくて先輩たちの分も背負っていると思い緊張しました。ただすごく頼りになる先輩たちなので気楽にいこうと思って臨みました」
柳川
――1年生から見て今のバドミントン部の雰囲気はどうですか。
「日本一を取った学校だなという雰囲気があります。厳しいわけではないですが余裕があるといいますか、王者だなという感じがします」
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