
新チーム始動! 獨協大に快勝/関東大学女子選手権
今試合の相手は4部リーグに所属する獨協大。第1Qから堅い守備からのテンポの良い速攻で終始相手を圧倒。後半も走り勝ち、要所で3Pシュートを沈め、107―51と幸先のいいスタートを切った。
◆4・23~5・8 関東大学女子バスケットボール選手権(各大学体育館)
▼5・1 対獨協大戦(国学院大たまプラーザキャンパス)
◯明大107{34―12、18―18、25―8、30―13}51獨協大
スターターは、PG沖咲月(文3=埼玉栄)、PG新林未悠(理工2=湯沢翔北)、SF唐登ゆきの(文2=八王子学園八王子)、SF佐藤美玲主将(文4=安城学園)、PF山本涼菜(文2=浜松開誠館)。
シーズンの幕開けとなった今試合。緊張した面持ちでコートに向かっていく。速攻を主体とした攻撃で序盤から獨協大のディフェンスを置き去りにする。「リバウンドからパスで前を走る人につなげられるように意識した」(新林)。3Pシュートも積極的に打ち、第1Qをダブルスコアで終える。勢いそのまま第2Qを終え、20点以上の差をつけ前半を折り返した。
「前半は対応できなかったドライブのケアを意識した」(新林)。前半のミスを修正し、守備のギアが一つ上げることで第3Qを8点で抑えた。さらに攻撃面で明大を勢いづける2連続3Pシュートが決まる。「点差が開いたとしても、各Qの始まりは0−0から始まる」(神山・文1=白鴎大学足利)と攻守の手を緩めることはなかった。第4Qに入っても点差を広げ、100点ゲームで試合を終えた。
「日々切磋琢磨しながら練習している」(神山)。万全の状態で迎え、新チームとして初めての公式戦。今試合で発揮した得点力は大きな自信となった。次戦は2部A所属、格上の順大。「順大を意識して練習してきた」(新林)と次戦に懸ける思いは強い。自分たちのプレーで格上相手に通用する力があることを証明してみせる。
[島田五貴]
試合後のコメント
新林
--守り切った後の球際に関して意識していることや練習していることはありますか。
「球際に関しては特にこだわってはないのですが、練習から意識はしていました。ルーズボールになった際に"ルーズ"という声掛けをして反応をしていました」
--今日の対戦に至るまでのどのように準備していましたか。
「今日がシーズンインして初めての大会で初戦ということで良い緊張感を持ちつつ、みんなで盛り上がれるように練習してきました」
神山
――どのような気持ちで臨みましたか。
「初めての試合だったのでやってやるぞという印象が強かったのですが、最初慌ててしまったので、次の試合までにそこを修正して慌てないで入れるようにしたいです」
――高校バスケと大学バスケの違いはありますか。
「高校時代は結構勢いとかでやっていたところがあったのですが、大学バスケは頭を使ってプレーをすることが多いので、もっと頭を使ってできたらいいなと思います」
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