
(女子)リーグ戦開幕 1部リーグ2位の法大に惜敗/関東大学春季リーグ戦
1部リーグ5位での参加となる明大。初戦はリーグ2位の法大との対戦となった。粘り強く戦い続け接戦に持ち込むも、2―3で惜しくも勝利を挙げられず。おのおのの持ち味を生かしつつ、格上との戦いに果敢に立ち向かう。
◆4・30~5・5 関東大学春季1部リーグ戦(日体大米本記念体育館)
▼女子
上杉○2―1内田
田代●0―2宮﨑
上杉・木村組○2―0海老原・宮組
本田・松本組●0―2宮﨑・三輪組
高橋●1―2森
幸先の良い結果とはならずとも、次につながる試合となった。第1シングルスの上杉杏(商4=埼玉栄)は「相手の低い展開に合わせてしまった」と第2ゲームでミスが増え、第3ゲームにもつれ込む展開に。第1、2ゲームは長いラリーを繰り広げ接戦となったが「自分のプレーをできた」と最終ゲームは21―11で白星を挙げた。第2シングルスには田代葵楓(商1=埼玉栄)が出場。大学生となり初めての大会ではあるものの、緊張を見せずに挑んだ。「『ここが空いている』と思ってはいたが、うまく決められなかった」と試合の内容には悔いが残る結果に。次戦からは勝利を挙げてチームへの貢献を目指す。
第1ダブルスの上杉・木村早希(文4=青森山田)組は「予測しながら足を動かせた」と2人で素早い反応を見せた。木村の快心のスマッシュが決まり、後半では相手と点差をつけ21―11、21―7で2ゲームを連取。危なげなく試合を制した。第2ダブルスの本田胡桃(政経2=埼玉栄)・松本みなみ(文2=柳井商工)組は、声を掛け合い相手に追い付く姿勢を見せるも、終盤での得点に苦戦。第1、2ゲームともに21―16で勝利を逃した。2―2で迎えた第3シングルス。高橋千夏(商3=甲斐清和)は緊張感のある中でも1ゲーム目から攻めの姿勢で挑んだ。前後に激しく動き、ときにはカウンターをつくなど相手とのせめぎ合いを見せる。21―19、18―21で第3ゲームへ突入。緩急をつけて相手を揺さぶるも「守りに入ってしまうことが多かった」と得点につなげられず。9―21で戦いを終えた。
「ケガをしているメンバーもいて今はベストコンディションではない。そんな中でも一生懸命戦って1部に残りたい」(上杉)。初日で味わった悔しさは次戦以降の原動力に。チームにとって実りあるリーグ戦に期待がかかる。
[守屋沙弥香]
試合後のコメント
上杉
――1部リーグの中での手応えはいかがですか。
「今日の法大も前回2位でかなり強いところですが、みんな戦えていて、筑波もかなり強いですが、そこにも勝負できるくらいの実力をつけてきたと思っているので自信を持って戦いたいと思います」
――ご自身の試合後、試合に出ている選手のサポートを積極的にされている姿が印象的でした。
「4年生としてといったところもありますし、自分が第1シングルスとしてシングル陣を引っ張っているので、アドバイスできることはしながら、思い切り試合を楽しんでほしいなという気持ちもあって、後ろから声を掛けていました」
高橋
――このリーグ戦はどのような気持ちで臨みましたか。
「上級生に上がったこともあって『自分が絶対に1本取るんだ』という気持ちで臨みました」
――接戦でしたが試合中はどのようなことを考えていましたか。
「とりあえず1本でも多く返して相手が疲れるまで待つようにしていました」
田代
――高校の試合と大学の試合での違いはありましたか。
「まず雰囲気が違っていて、一人一人が大人というか、プレーが大人だなと感じました。高校の時は勢いだけで戦っていたところもありましたが、大学生になったらそういうわけにはいかないなと思いました」
――明大バドミントン部の雰囲気はいかがですか。
「明治は自分たちでやる雰囲気があると思っていて、それがすごいなと思いましたし、練習前に楽しくおしゃべりしていても練習では切り替えてやっていて、コーチの方などがいなくても自分たちで質を高めてできるのでとてもいいなと思います」
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