
春季リーグ3戦目 勝利を目前に逆転負け/春季関東大学1部リーグ戦
連敗が続く中、迎えたリーグ戦3戦目。1セット、2セット目を連続で制しリーチ。勝利を目前に控えるも3セット目以降、勢いを崩され連続でセットを取られ敗北。今シーズン初の勝ち星を挙げられなかった。
◆4・9~7・10 春季関東大学1部リーグ戦(小田原総合体育館他)
▼4・23 対専大戦(早稲田大学上井草体育館) 明大2{25-20、25-20、22-25、23-25、10-15}3専大◯
<スターティングメンバー>(ローテーション順)
OH澤口将太郎(法3=札幌藻岩)、MB望月太一朗(営3=清水桜ヶ丘)、OP坂本雄大(政経2=市立尼崎)、OH工藤有史(政経3=清風)、MB安井恒介主将(政経4=市立尼崎)、S近藤蘭丸(文1=東福岡)、Li武田大周(政経3=松本国際)
第1セット、第2セットともに完全に主導権を握っていた。第2セット中盤ではこう着状態が続くが安井の鋭いスパイクが状況を変えた。その直後、望月がブロックを決めその勢いのまま第2セットは終了。2セットを先取し第3セットを迎える。このまま取り切りたい明大だったが、序盤から4連続ブレイクを許してしまう。澤口の連続スパイクでなんとか追いつき、中盤は抜きつ抜かれつの状況を繰り返す。しかし、徐々にミスが目立つようになり、4点ビハインドのまま第4セットへ。序盤こそ長いラリーでお互い競り合っていたが「自分達のミスから相手に流れがいってしまうことがあった」(安井)。終盤は崩された勢いを取り戻すことはできず再びセットを献上。勝負は第5セットへともつれこむ。
運命の第5セット。工藤のサーブで1点を先取するも、その後は相手の粘り強いラリーに押し負け、逆転を許す。反撃を試みるも、そのまま相手の勢いにのまれ5点ビハインドで試合は終了。「自分たちの弱い部分が出てしまった試合だった」(安井)。専大相手に悔しい敗戦を喫した。
次戦は強豪・東海大だ。「格上の存在なので向かっていく気持ちでやっていきたい」(澤口)。連敗が続くが気持ちを切り替え、次戦こそ今季リーグ戦初の白星をあげたいところだ。
[藤井直也]
試合後のコメント
安井
――試合を振り返っていかがでしょうか。
「要所でもったいないミスがあったり、1点を取り急いでしまったりなど、普段の練習の質がまだまだ足りないと思いました。やはりフルセットの試合をするとあらわになってしまいました」
澤口
――スタメン抜てきについてどのように考えていますか。
「自分がスタメンに入ったのは攻撃面より守備面を期待されてだと思うので、もう少しその面で活躍できたらなと思います」
坂本
――本日の試合を振り返っていかがでしょうか。
「はじめはムードをつくれていましたが、後半は相手のポジション変更に対応できなかったことや自分たちのコンビが合ってないこと、サーブキャッチなどが相手に攻められた時に崩れてしまったことが負けにつながったのかなと思います」
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