
春季リーグ開幕 流れつかめず黒星発進/関東学生春季1部リーグ戦
エースでキャプテンの可児大輝(政経4=中部大春日丘)が日本代表合宿に参加しているため不在の中、明大セブンは春季リーグ開幕を迎えた。前半は同点に並ぶ場面もあったが、6点差をつけられハーフタイムに突入。後半も流れをつかむことができず、一度もリードすることなく終了のホイッスル。開幕戦を勝利で飾ることはできなかった。
◆4・16~5・22 関東学生春季1部リーグ戦(国士大多摩体育館他)
▼4・16 対日体大戦(国士大多摩体育館)
明大26{13-19、13-15}34日体大○
初戦の相手は今リーグ優勝候補筆頭の日体大。「厳しい試合になることは想定していた」(衣川敦人・理工4=旭丘)。試合開始から相手に4連続得点を許し、序盤は日体大のペースで試合が進む。しかし、6分過ぎに谷口尊(商3=北陸)が3人のディフェンダーを振り切り、チーム初シュートを決めると明大のエンジンがかかった。粘り強いディフェンスをして速攻につなげるプレースタイルを体現し5―5の同点に。しかし、その後はミスから相手に得点を決められる場面が多く、6点ビハインドで前半を終える。
巻き返しを図り臨んだ後半。前への素早いプレッシャーで相手にパスを出させ、よりシュートが決まる確率の低いところで打たせようとチーム全体で意識し、ディフェンスに取り組んだ。攻撃では石田知輝(農4=洛北)が5得点を決めたものの、終始日体大の流れで試合が進み26―34で試合終了。リーグ優勝を目指す明大は痛い1敗を喫した。
明日の東海大戦では「チーム一丸となって走って勝つ」(石田)。春季リーグはまだ始まったばかりだ。気持ちを切り替え、勝利を積み重ねリーグ優勝へと突き進む。
[堀純菜]
試合後のコメント
加藤良典監督
――今日の試合の振り返っていかがですか。
「1試合を通してディフェンスで相手のバックプレイヤーにロングシュートやミドルシュートを打たれていた部分の修正が少し足りなかったのかなと思います。自分たちのミスで失点につなげられてしまったので、明日の試合で修正できるかと思います」
衣川
――今年のチームはどのようなチームですか。
「上下関係がないわけではないですが、上級生と下級生がとても打ち解けているいいチームだと思います。今年は3年生で試合に出ている選手が多い中で、少ないですが(試合に)出ている4年生が引っ張っていて、今のところはやっていけてるのではないかなと思います」
石田
――自身の出来を振り返っていかがですか。
「サイドシュートは良かったのですが、ノーマークシュートのミスが目立ってしまったことは課題です。4年生としてチームをまとめつつ下級生を引っ張っていかなければいけない立場なのですが、任せきりになってしまった部分も課題だと思います」
谷口
――次戦への意気込みをお願いします。
「明日の東海大も強い相手なのでしっかりディフェンスで守り、やられてはいけないところをやられないようにして、速攻やシュートまでもっていって勝ちたいと思います」
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