プロの世界へ羽ばたけ! 常田、溝口の2選手がBリーグのチームに加入

 日本バスケット界最高峰の舞台へ。明大のPG常田耕平主将(政経4=正智深谷)は、B1リーグの三遠ネオフェニックス、PF溝口月斗(国際4=東海大札幌)はB3リーグの豊田合成スコーピオンズへの加入が決まった。溝口は選手、常田は特別指定選手としてそれぞれチームに加入する。

 

 紫紺を脱ぎ、それぞれ新たなユニフォームに袖を通してプレーする選手が明大から誕生した。溝口は今年度明大の大黒柱としてチームを支え続けた。春季トーナメント戦ではケガで欠場も、秋季リーグ戦や全日本大学選手権大会(以下:インカレ)では存在感を発揮。インサイドだけでなく、アウトサイドからもシュートを打てる巧みさが持ち味だ。Bリーグでもその器用さを存分に出すことができるかがカギになる。

 

 常田は主将としてプレーや声出しからチームを引っ張ってきた。溝口同様、この選手なしでは秋季リーグ戦全勝優勝、そしてインカレ出場はなかっただろう。ドライブ、シュート、ゲームメイク全てを高レベルで実現できる明大にとって唯一無二の存在。最高リーグであるB1リーグでどこまで通用できるか、これからの活躍が楽しみだ。

 

 最近ではプロバスケットボール界も注目を集めてきている。その中で明大からの加入は下級生にとっても大きなモチベーションとなるだろう。また、東京五輪でも明大出身の選手がプレーするなど、さらにこれからが楽しみな話題も多い。明大からBリーグ、そして世界へ。2022年も明大バスケからは目が離せない出来事が多そうだ。

 

[菊地秋斗]