
ラストインタビュー(4) 田名部共弘
FW田名部共弘(文4=八戸工大一)
(※この取材は1月24日に行われました)
――最後の大会が終わって、準優勝でした。今の心境はいかがですか。
「今まで東洋大に負け続けてきて、先輩の気持ちも含めて絶対に勝ちたかったけど、負けてしまってとても悔しかったのが率直な感想です。でも、これまでの大学アイスホッケーに悔いはないです」
――2年ぶり、そして最後のインカレはどんな大会でしたか。
「やっぱりインカレは楽しいと感じました。また、優勝はできなかったけど久々に強い明大を見せられたと思います」
――最後の試合、アイスタイムはありませんでしたが、ベンチからはどう見えていましたか。
「最後の試合はベンチの雰囲気、チームのまとまりなど含めて、今までで一番良くて正直勝てると思って見てました。試合は負けてしまいましたが、本当にいいチームだったと思います」
――最後の1年を振り返っていかがですか。
「最後の1年間はフルメンバーで試合に出られず、悔しい1年間でした。正直、試合に出れば活躍できる自信はありました。でも出れなかったので、最後はチームのためにベンチを盛り上げたり、チームのためにできることを精一杯やりました」
――明大での4年間を振り返っていかがですか。
「明治の4年間は、とてもとても深く一日一日が濃い4年間でした。4年間のことを言うと収まらないので、様々なことを学びましたってことでまとめます。これを糧にこれからの人生につなげたいです」
――ここまでのホッケー人生を振り返っていかがですか。
「大学に入学するまでは、試合に出られないということがあまりなかったのですが、大学に入って試合に出られない経験もしました。そこで、自分自身を見つめ直すことにもつながって、また一つ成長して学ぶことができたと思います」
――これからどうアイスホッケーを関わっていきますか。
「これから先は、アイスホッケーから一旦離れようと考えています。これから先の人生において順風満帆にはいかないと思いますが、明大での経験を生かして成り上がりたいです」
――同期との思い出を聞かせてください。
「同期とは辛いときも楽しい時もどんな時でも支え合って4年間を過ごしてきました。思い出は山ほどあって、止まらないのでやめておきます(笑)」
――同期の皆さんへ伝えたいことはありますか。
「秀斗(GK畑中・政経4=苫小牧工)、また自炊しようね。105キロから痩せてね。莉央(FW吉岡・文4=武相)、早まらないでね。恵吾(DF廣田・営4=北海道清水)、痛風には気をつけて。学路(FW下山・商4=北海道清水)、馬鹿なことしないでね。雄大(FW佐久間・政経4=白樺学園)、太りすぎないでね。DF青山(大基・法4=釧路江南)、君はすごい。きんに君。DF三浦(大輝・法4=駒大苫小牧)、君は悪友だ。風邪ひくなよ」
――最後の大会は無観客でした、家族へ伝えたいことはありますか。
「大学までアイスホッケーをさせてくれてありがとうございます。これから先の人生で恩返しします」
――最後に後輩へエールをお願いします。
「キャプテンを中心にいいチームつくって絶対に優勝しなさい。俺は亀本(純門・文1=白樺学園)に期待してます。亀本頑張りなさい」
――ありがとうございました。
[藤山由理]
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