
(1)4年生引退コメント 向山恭平
1月5〜7日の3日間にわたって、第94回日本学生氷上競技選手権大会(以下、インカレ)が開催された。チーム目標の3位には届かなかったものの、多くの選手が入賞するなど健闘を見せた。今大会をもって引退する4年生の心境をお届けする。
(この取材は1月10日に行われました)
向山恭平(政経4=白樺学園)
――4年間を振り返っていかがですか。
「振り返ってみると、人とのつながりに恵まれていた競技人生だったと思います。競技を通して多くの人と関われたことには感謝していますし、多くの人の支えがあったからこそ成長できたと思っています」
――4年間で印象に残っていることはございますか。
「コロナ禍になり、全体での練習が行えなくなった期間がありました。チームだからこそできる練習もあったので、コロナの影響でチームの大きさや同期の大きさがより実感できたと思います」
――明大に入って良かったなと思う点はございますか。
「苦しいことの方が多かったのですが、苦しい経験を積んだことが僕の糧になりました。白樺学園と比較して万全ではない練習環境の中、自分で工夫し、考えて取り組んだ経験が糧になったと思いますし、自分の努力を見てくださっていた多くの方々に応援していただけたことは僕の財産です」
――最上級生としての1年間で心掛けていたことを教えてください。
「僕は短距離で、他の中短距離の選手に比べたら後輩が少なかったです。そのため、アドバイスをする機会は多くなかったのですが、その分結果でみんなに少しでもいい姿を見せられたらいいなという思いで1年間取り組んできました」
――後輩に期待していることはございますか。
「全員に期待しています。全員に期待していますけど、強い明治であって欲しいなと思います。今までの明治を変えた学年ではあると思うので、その変わった雰囲気をいい方向に持っていけるチームになることを期待しています」
――引退した今、行きたい所などはございますか。
「ドイツに行きたいです。ドイツのインツェルという場所にスケートリンクがあるのですが、のどかでとてもいい所だと白樺学園の先輩が言っていたので一回は見てみたいなと思っています」
――苦楽を共にしてきた4年生はどのような同期でしたか。
「バランスが取れていて、いい同期だと思っています。僕と佐藤(寛人・政経4=盛岡工)が見えていないところを山口(知己主将・政経4=盛岡三)と濱本(兼伸・政経4=帯広三条)がフォローしてくれたり、逆に山口と濱本が見えていないところを僕と佐藤が見ていたり、バランスよく全体を見渡せていました」
――ありがとうございました。
[スピードスケート部門担当一同]
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