(男子)山隈ら3人出場の全日本 本番に向け最終調整/全日本選手権公式練習
23日に開幕する全日本選手権の公式練習がさいたまスーパーアリーナで行われた。明大からは山隈太一朗(営3=芦屋国際)、堀義正(商2=新渡戸文化)、大島光翔(政経1=立教新座)の3人が出場する。それぞれ開幕に向け氷の感触などを確かめた。
東日本選手権で調子を取り戻した山隈は、ジャンプの抜けが多く不安が残る練習となった。転倒後に悔しい表情を浮かべる場面も。それでも終盤にはトリプルアクセルなどのジャンプをきれいに着氷し、少しずつ感覚をつかんでいった。今シーズンの集大成として悔いのない演技に期待がかかる。
堀は落ち着いた表情で慎重にジャンプなどの感触を確認。多少ミスはあったものの、確かな仕上がりを見せた。ジュニア枠での出場となる大島は、同世代の選手らと調整を行った。曲かけ練習ではトリプルアクセルを着氷した。一方でトリプルルッツは失敗が続き、細かな微調整を繰り返した。堀、大島共にSP(ショートプログラム)が非常に重要になる。本番でどれだけミスを最小限に抑えた演技を披露できるかに注目だ。
[加川遥稀]
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