宮川・手塚組悔しいベスト8/関東学生選手権

2021.12.20

 新型コロナウイルスの影響で延期されていた今大会。優勝を狙っていた宮川昌大(情コミ2=野田学園)・手塚崚馬(政経1=明徳義塾)組はベスト8という悔しい結果に終わった。4年生コンビの菅沼湧輝(営4=大阪桐蔭)・西康洋主将(商4=明徳義塾)組、山本歩(商1=出雲北陵)・松田歩真(商1=野田学園)組はベスト16に留まった。

 

◆12・19~21 関東学生卓球選手権(和光市総合体育館)

▼男子ダブルス

宮川・手塚組――ベスト8

菅沼・西組、山本・松田組――ベスト16

 

 決勝戦の舞台に紫紺のユニホーム姿はなかった。常勝明治の敗北。宮川・手塚組は5回戦まで順調に勝ち上がったものの、ベスト4を争い迎えた6回戦。上村・阿部組(専修大)に辛酸をなめさせられた。「今回は優勝を狙っていた」(手塚)と話していたばかりに目標に届かない結果に悔しさをのぞかせた。

 「最初から最後まで苦しい展開だった」(宮川)。第1ゲームは両者が交互に得点を重ねる大接戦。序盤は手塚がフォアドライブを決めるなど相手をリードしていた。しかし後半、相手の追い上げで「最後は受け身になってしまった」(手塚)。激しいラリーは続いても、決め手となる一手が出し切れず苦しい展開が続く。思うようにいかない展開に焦り、ミスも目立った。第2ゲーム終了時点で0-2という窮地に立たされた宮川は「もうきついなと思った」。打ち返された球がむなしく宙を切り、ストレートでの敗北を喫した。

 しかし同時に今後の課題も見つけることができた。ベスト8の試合は「守備からの展開が多かった」(宮川)と振り返り、今後の課題として「攻撃的なプレーを意識していきたい」(宮川)と挙げた。悔しさをバネに躍進できるか。ダブルスで進化して、明大の強さを見られる日が楽しみだ。

 

[新村百華]

 

試合後のコメント

宮川

――ダブルスを振り返っていかがでしたか。

 「今回はダブルスの試合が全日本学生選手権ぶりということで練習の時間はあまりなかったのですが、少し手応えを感じる試合だと思いました」

 

――シングルスに向けて意気込みをお願いします。

 「今回関東学生選手権ということで、明大が優勝を持って帰りたいという気持ちがあります。そのために自分が頑張らなければならないと思っているので、優勝できるように頑張ります」

 

手塚

――ベスト8の試合はいかがでしたか。

 「1セット目は気持ちが向かっていて良かったのですが、追いつかれたときに焦ってしまって、戦術が整わなくなってしまいました」

 

――全日本選手権(以下全日本)に向けて意気込みをお願いします。

 「全日本は日本で一番大きい大会でみんな強い選手なので、自分は向かっていくだけなので頑張りたいです」