
定期演奏会・紫紺の集い直前特集② 植野愛麻
最後の舞台がやってくる。12月10日に開催される定期演奏会・紫紺の集い。4年生にとっては引退を迎える大舞台に向け、悔いのない集大成を披露する。
本特集ではステージ活動に関わる役職者のインタビューをお届けします。第2回はステージ企画を務める植野愛麻(法4=三田)です。(なお、この取材は12月4日に行われたものです)
(写真:応援歌に合わせて踊る植野)
――ゲネプロを終えて今のお気持ちをお願いします。
「1週間前ですが完成度はまだまだで、これからやらないといけないことが多くあるので不安を感じてはいます」
――どのような点を改善していきますか。
「チアステージでは一つ一つの完成度を高めたり、紫紺の集いはリーダーと合わせるというところがまだまだなところなのであと1週間で詰めていきたいと思います」
――ステージ企画の役職として意識してきたことを教えてください。
「応援活動は学年が上がれば良い場所で踊れたり4年生が主体となってやるんですけど、ステージはみんながフラットに輝けるというのを目指してきたので、下級生でも活躍できるようにということを1年間意識してステージを作ってきました」
――この1年間苦労してきたことはありますか。
「去年からなのですが、スタンツに制限があって思い通りに組めないというところです。感染予防の観点から固定のメンバーでスタンツをやることになったので、どうしても差が出てしまうというところはありました。夏合宿が行われていれば成果発表会も企画していましたが、頓挫してしまって場数をこなすことが例年より少ないのでそこは大変でした」
――ステージ企画という役職についた当時の心境を教えてください。
「下級生の頃は応援団の活動が大変だなと思うこともあったんですけど、1年生の時にやったステージが楽しくて自分もこういうステージを作って1年生にも楽しんでもらえるようなことがしたいなと思っていました」
――応援活動とステージ活動で団員間での意識の違いはありますか。
「応援系が好きな子とステージ系が好きな子で分かれてしまうことはありますが、チームでやっていることなのでどちらも頑張ってほしいなという思いがあります。みんなで盛り上げられるような声掛けを3年生の子たちも中心にやってくれていてそういう部分で少しでもステージを楽しんでもらうきっかけになればいいなと思います」
――今年のバトン・チアリーディング部はどのようなチームですか。
「例年より主体性があると思っています。特に下級生にそれを感じます。例年であれば4年生が声を掛けて盛り上げていくことが多いんですけど、今年は練習中から2、3年生からの発信が増えていて主体性が出てきているなと感じます」
――ステージの見どころを教えてください。
「例年はチアステージのアンコールは衣装を着て学年紹介をして幹部のスタンツが上がるというのが定番ですが、今年はそれをなくして全員私服にして個性が光るような服を着るという演出があるのでそこに注目してほしいです。紫紺の集いに関しては、今年は演目が例年とは変わっているので去年までとの違いを見てほしいです」
――最後に本番に向けた意気込みをお願いします。
「来てくれた人を笑顔にできるステージにしたいと思います」
――ありがとうございました。
[中野拓土]
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