
挑む初の公式戦 新進気鋭の新人たち/関東学生新人個人選手権女子
明大の女子部からは9人の選手が初の公式戦に挑んだ。全員が未経験者として出場した今大会で、佐藤瑠美(商1=明大中野八王子)は2位という好成績を残した。その他にも脇真生(商1=桐光学園)が4位、大縫星里(法1=新潟第一)が5位と、今後の明大アーチェリー部に期待がかかる結果となった。
◆11・6~7 関東学生新人個人選手権(富岡総合公園アーチェリー場)
▼未経験者女子の部
佐藤――587点・2位
脇――583点・4位
大縫――565点・5位
鈴木――544点・10位
大木――539点・15位
木下――538点・16位
藤田――521点・20位
並木――492点・26位
吉田――439点・32位
コンディションに恵まれた。晴天で風も少ない良い環境の中行われた今試合。「気持ち良くできた」(大縫)。そのおかげか計3人もの選手が5位入賞を果した。「かなり調子が良く、30メートルも50メートルも自己ベストが出た」(佐藤)と納得のいく結果に。さらに「あまり考え込まず、気楽に打とうと思っていた」(佐藤)。仲間との距離が近かったこともあり、大きな緊張も見せず自分らしく試合に臨むことができた。公式戦デビューを華々しく飾ったルーキーたち。その背中はたくましかった。
初めての公式戦ながら好成績を残した新人たち。しかしながら初めてとは思えないほど力強く、勢いのあるプレーを見せてくれた。「SHで600点は出せるようにしたい」(大縫)と今試合を糧にさらなる高みを目指す。今後の活躍にも目が離せない。
[清水優芽]
試合後のコメント
齋藤めぐみ(情コミ2=東洋)
――良かったプレーはありますか。
「いつも点数が悪いと引きずってしまい流されてしまうのですが、今回は切り替えがうまくできて、練習した成果がきちんと表れたので良かったです」
登坂舞(文2=東京都立北園)
――試合を振り返ってみてどうですか。
「試合前の練習の時点で違和感があったのですが、その部分を解決できていないのを引きずってしまいました」
大木綾乃(理工1=白百合学園)
――試合を振り返ってみてどうですか。
「目標としていた点数にはあと一歩届かず、悔しい気持ちはあります。今までの不調から抜け出せるように、これから練習を重ねて安定させていきたいと思います」
大縫
――試合を振り返ってみてどうですか。
「緊張はしなかったのですが自己ベストを更新する事ができなかったので、そこは悔しいです」
木下真理詠(政経1=安田女子)
――次の大会への意気込みをお願いします。
「自己ベストは出せなくても、練習通りに打ち、点数が出せるようにしたいです」
佐藤
――今後の目標をお願いします。
「精神面でも実力の点数でも、部に貢献できるような選手になりたいです。今は1年生で追いかける側ですが、2、3年と学年が上がるにつれて、後輩を引っ張っていける立場になれるようにしたいです」
鈴木彩愛(農1=昭和第一学園)
――今後の目標はありますか。
「もう少し自分の射型を固めたいです。また、点数にあまりこだわり過ぎず、楽しく続けていけたらいいなと思っています」
並木智美(理工1=桐蔭学園)
――課題はありますか。
「まだ練習量が足りないということがはっきりしました。学部柄、練習をする時間を多く割くことができないため、工夫してアーチェリーに多く時間を割き、練習量を増やしていきたいと思いました」
藤田千颯(国際1=神奈川県立小田原)
――結果についてどう思いますか。
「目標としていた点数があとプラス20点くらいだったので、もう少しスコアを伸ばしたかったという後悔はあります」
本谷理子(法1=錦城)
――試合を振り返ってみてどうですか。
「自己ベストよりは点数が低かったのですが、最低ノルマは超えました。調子は悪かったのですが、隣の人が上手だったのでそれに乗る感じでうまく打つことができました」
吉田麗生(法1=明大中野八王子)
――今後の目標をお願いします。
「今自分の中でスランプに陥っていて、まずそこを抜け出すことです。あとは自己ベストを更新していくことが目標です」
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