
1年生のデビュー戦 新人アーチャーがニューウェーブを巻き起こす/関東学生新人個人選手権男子
1年生にとって初めて公式戦である新人戦。天候にも恵まれ、最高のデビュー戦となった。今大会では山岡大悟(文1=浜松北)が経験者の部で2位になるなど今後の活躍を期待させるような結果を残した。
◆11・6~7 関東学生新人個人選手権(富岡総合公園アーチェリー場)
▼SH経験者の部
山岡――615点・2位
舘――585点・13位
本間――533点・22位
▼SH未経験者の部
眞柴――591点・4位
泉水――587点・6位
中田――573点・7位
須藤――566点・8位
藤本――564点・9位
関――516点・17位
幡生――514点・18位
矢野――499点・20位
上村――460点・29位
川上――393点・38位
石川――339点・40位
▼30mWの部
磯崎――589点・8位
葦澤――547点・19位
又賀――486点・43位
【SHの部】
明大アーチェリー部に新星が現れた。1年生の山岡。未経験者が大半の明大アーチェリー部で経験者の山岡は一際目立つ活躍を見せた。「最近すごいスランプに陥っていた」(山岡)。それでも試合の中で調子を取り戻し、得点は自己ベストの618点には届かなかったものの615点という高得点を叩き出した。「リーグ戦までに650点を超えたい」(山岡)。より大きな目標を見据えて日々練習を積み重ねていく。
大学からアーチェリーを始めたという泉水俊亮(法1=桐光学園)、眞柴大晟(1=川越)も今後の躍進を予感させた。初めての大会となった今大会で緊張しながらも自己ベストを更新。600点に迫る好成績を残し、入賞を果たした。「周りの部員のジェスチャーで緊張がほぐれた」(眞柴)。悲願の王座進出に向け、未経験者からも楽しみな逸材が現れた。
【30mWの部】
30mWでは磯崎遼(理1=横浜緑ヶ丘)が頭角を現わした。目標には届かなかったが591点をマーク。前半でミスが出るもすぐに修正を図る。後半では300点を超える勝負強さを見せ、「自信につながった」(磯崎)と振り返った。今後は50mにも挑戦し、更なる高みを目指し磯崎は努力をし続けていく。
[入谷彩未]
試合後のコメント
山岡
――印象に残っているプレーはありますか。
「1回で6本打つのですが、6本中4本が10に入って、58点を取った回がありました。そこは自分でもゾーンに入っている感じがあって印象に残っています」
眞柴
――今大会を振り返っていかがですか。
「自分の中では『うーん』と思うところもありましたが、結果的には自己ベストを1点更新することができたので、その点では良かったと思います」
泉水
――今後の目標を教えてください。
「1週間後に試合がまたあるのですが、そこでは600点を取りたいと思います」
磯崎
――今大会を通して良かった点と悪かった点はどこですか。
「悪かった点は大きなミスから乱れてしまった点です。逆に良かった点は、後半に大きなミスから修正できたところで、初めての公式戦で後半は300点を超えられたというのは自分の中で自信につながると思います」
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