
4年生引退コメント
3人の4年生が大学弓道に別れを告げた。今年度は全関東学生選手権(以下、全関)で準優勝、全日本学生選手権(以下、インカレ)で3位に輝いた明大男子チーム。4年間弓道に打ち込んできた4年生たちの思いをお届けする。
(この取材は10月10日に行われました)
小口琉矢主将(農4=岡谷工)
――主将としての1年間を振り返っていかがですか。
「113年続いている部活の主将を任せてもらい、とても誇りに思っています。飛躍した年にはならなかったものの、来年度以降飛躍できる土台は残せたのかなと思います」
――同期に対する思いはございますか。
「個性的な人が多く、いろいろなことがあった中で、弓道が一緒に4年間もできたので本当に幸せだったと思います」
――今後の明大に期待することは何でしょうか。
「実戦での緊張感、悔しさがまだまだ身に付いていくのかなと思うので対面で試合をしたときの心持ちとかそういったところを中心に、メンタル面をしっかり磨いて欲しいと思います」
太田弘人(政経4=新屋)
――4年間を振り返っていかがですか。
「1年次は順調に始まりましたが、2年次でスランプに陥り悔しい経験をしました。3年次に新型コロナウイルスが流行し、練習ができなくなると自分を見つめ直す機会ができました。その結果、チームの一員として4年次にインカレや全関で活躍できたのではないかと思います」
――同期に対する思いはございますか。
「辞めずに続けることができたのは、お互いが支え合ってきたからではないかと思います。一人一人様々な価値観があると分かり、弓道を通して他には変え難い経験ができました」
――後輩に向けて伝えたいことは何でしょうか。
「みんなのポテンシャルは高いから、今よりも少しギアを上げれば日本一を獲れると思います」
柳田健太(農4=国学院)
――最後のリーグ戦はいかがでしたか。
「最後の1本は外してしまいましたが、心残りなく終われたと思います」
――4年間を振り返っていかがですか。
「3年次まで試合には全く出られずくすぶっていたのですが、4年生になって選抜(大学選抜選手権)、全関、インカレ、リーグ戦と出られて、実力を出せたのではないかと思います。この1年に後悔はないです」
――後輩に向けてどんな言葉を掛けますか。
「頑張れという言葉を掛けたいです。続けていればいつか自分が報われる時が来ると思います」
――ありがとうございました。
[弓道部担当一同]
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