中大に惜敗 リーグ4位で閉幕/秋季リーグ戦

 4年生の引退試合となる秋季リーグ最終戦。3位決定戦の相手は日大を下した中大だ。第1Qで10点差を付けられたグリフィンズだったが、接戦に持ち込み逆転。しかし、試合時間残りわずかでTD(タッチダウン)を決められ、無念の4位に終わった。

 

◆10・2〜12・26 秋季リーグ戦(横浜スタジアム)

▼11・27 対中大戦

 明大22{0-10、7-0、7-3、8-13}26中大○

 

 第1Qは中大に押される展開に。中大に先制TDを決められると、フィールドゴールでさらに得点を重ねられ、0-10で終了。しかし第2Qから明大の反撃が始まる。QB#1吉田拓郎(法3=日大鶴ケ丘)のスクランブルやパスの成功が続き、順調にゴールラインへ迫る。第2Q中盤、吉田がディフェンスをかわしてパスを出すと、TE#40大島則也(国際4=佼成学園)が華麗にキャッチしTDを決めた。「勢いづけることができて良かった」(大島)。明大の初得点を副将が決め、7-10で前半終了。ハーフタイムでチアリーディング部の声援を受け、後半戦へ挑む。

 

 第3Q、またもや中大にフィールドゴールを決められ7-13。逆転を狙う明大はRBの#6森川竜偉(政経3=佼成学園)と#39廣長晃太郎(商1=箕面自由学園)がランプレーで攻め入る。ゴールラインまであと18yd地点、QB吉田がサイドへ抜け出てパスを放つと、ボールはエンドゾーンで構えるWR#86羽深素(商3=攻玉社)まで一直線。逆転TDを決める。だが、迎えた第4Q序盤、ゴール前でのせめぎ合いも守り切れず、再度中大にリードを許してしまう。しかし、取られたポイントは取り返す。残り時間5分を切ったところで、RB#22保坂洸稀(法4=東京都立戸山)がランでディフェンスを振り切りTD。副将の鮮やかな逆転劇にサイドラインが沸き立つ。さらに、トライフォーポイントではフィールドゴールによる逆転を防ぐため、確実に1点を取るキックではなく、2点を取れる可能性があるプレーを選択。見事に森川がエンドゾーンに押し込み、22-19で中大を引き離す。ところが試合終了間際、激しい攻防戦の末に中大がTD。22-26で惜しくも3位には届かなかった。

 

 4年生が最後に存在感を見せつけた今試合。DB#4村田幹太主将(営4=駒場学園)は「自分に付いてきてくれてありがとう」と感謝の思いを語る。甲子園ボウルの夢は「日本一を狙う実力がある」(保坂)という自慢の後輩に託した。明大の誇りを胸にそれぞれの道へ進む。

 

[春木花穂]

 

試合後のコメント

村田

――4年間を振り返って、共に戦ってきた同期への思いを教えてください。

 「人数が少ないため、一人一人の担う役割が多くなってしまったにも関わらず必死でやってくれた事にはとても感謝しています。また、最後の年は自分に付いてきてくれてありがとうという気持ちです。ただ、日本一のチームにする事ができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」

 

――後輩に向けてメッセージをお願いします。

 「俺らの夢はお前らに託した!自慢の後輩たちが甲子園でプレーしている姿を楽しみにしています」

 

大島

――今後の抱負を教えてください。

 「社会人になるにあたって、これまで育ててくださった両親やサポートしてくださった関係者の皆さんに対して、恩を返せるように全力で貢献できるように頑張りたいです。アメフトを続けたいと考えているので、社会人チームもそうですし、グリフィンズや高校のチームにも返せるようにサポートできれば、と思います」

 

保坂

――後輩の活躍はいかがでしたか。

 「特にオフェンスは、後輩たちがたくさん出てくれました。本当に日本一を狙う実力があると思うので、僕たちの悪いところは反省して生かして、僕たちの良いところは引き継いで。甲子園に応援しに行きたいです」

 

廣長

――来年度の意気込みをお願いします。

 「負けてしまったのですが、先輩たちの思いを背負ってどの試合でも自分のできる最高のパフォーマンスをして、少しでもチームに貢献したいです。プレー以外でも経験値が1年分あるので、周りをサポートしていけたらいいなと思います」