
新体制インタビュー(3)/原口美咲主将
困難に立ち向かう。春季リーグ戦は無観客ながら開催にこぎ着けるも、9月には主要大会であるインカレが新型コロナウイルスの蔓延により2年連続の中止。さらに秋季リーグ戦も中止に追い込まれるなど前途多難が続く大学ソフトテニス界。そこで今回は新幹部となる主将、主務に現在の心境、そして大学生活最終年となる来期への意気込みを伺った。
(この取材は11月3日に行われました)
原口美咲主将(商3=中村学園女子)
――主将になった経緯を教えてください。
「先生に言われて2年生から副主将をやっていて、その流れでそのまま主将になりました」
――主将になって練習中や私生活で変わったところはありますか。
「前より盛り上げるために声を出すなど、みんなのモチベーションや気持ちを高めることは意識しています」
――引退した4年生からどのような声を掛けられましたか。
「インカレがなかったので『自分たちの代で優勝してほしい』といった応援はいただきました」
――主将として、来年度どういったチームをつくっていきたいですか。
「みんな明るくて雰囲気も良いので、その雰囲気を壊さずに、やるときはやる、メリハリのあるチームにしていきたいなと思います」
――春リーグの振り返りをお願いします。
「優勝はしたのですが、みんな結構満足してなかったので、課題が多かった大会でした」
――個人戦2位という結果はどのように捉えていますか。
「2位だったのは、自信にはなったのですが、決勝があまり良くなかったです。決勝の相手が高校の後輩だったのですが、相手に向かってこられるとすごく弱いなと思いました。そこでもはね返せるように頑張りたいです」
――最後に、来年度の目標と意気込みをお願いします。
「来年、まず春リーグが、新チームになって初めての大事なリーグになるので、そこで結果を残せるように頑張っていきたいです。そして、2年連続インカレがなくなってしまい、自分たち上級生は最後の試合になってしまうので、勝ち負けも大事ですが、最後に4年間やり切ったと思えるような戦い方をしていきたいと思います」
――ありがとうございました。
[澤尚希]
※写真は明大ソフトテニス部提供
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