
新体制インタビュー(2)/鈴木竜弥主務
困難に立ち向かう。春季リーグ戦は無観客ながら開催にこぎ着けるも、9月には主要大会であるインカレが新型コロナウイルスの蔓延により2年連続の中止。さらに秋季リーグ戦も中止に追い込まれるなど前途多難が続く大学ソフトテニス界。そこで今回は新幹部となる主将、主務に現在の心境、そして大学生活最終年となる来期への意気込みを伺った。
(この取材は11月6日に行われました)
鈴木竜弥主務(法3=東北)
──主務の具体的な仕事を教えてください。
「大会の申込みをしたり大会日程の連絡などを部内でしたりします」
──どのような経緯で主務に就かれましたか。
「今の4年生の先輩と監督が話し合って決まったと聞いています」
──幹部役職に就いて変わったところはありますか。
「主務になったということは、それ以前に最上級生という立場でもありますし、主務での仕事もあるので、やることはしっかりやろうという気持ちでいます」
──今現在の活動状況はいかがでしょうか。
「平日は生田キャンパスのコートが17時くらいから使えるので、そこでできる人は集まって練習をしています。大会前であれば毎日生田キャンパスで朝練をやっています。土日は全員集まれるので1日練習して試合などに向けて練習をしています」
──昨年度と比べるといかがですか。
「昨年度は本当にできなかったので、それに比べたら平日は落ち着いてできるようになってきました。そして大会も増えてきたので、練習量も確実に上がりました」
──コロナ禍ならではの練習の苦労などございましたか。
「コートが使えなかったので、トレーナーさんにお願いしてzoomで集まってzoom内でみんなでできるトレーニングなどをしていました」
──春季リーグを振り返っていかがですか。
「選手一人一人が『誰かしら勝ってくれるだろう』という思いがあって、自覚が足りていなかったのかなと思いました」
──昨年度に続いて2年連続でインカレが中止になりましたがどのように捉えていますか。
「一番大きな大会がインカレだと思っていたので、それが2年連続でなくなると、なんのためにやればいいのか、と思いました。しかし、4年生が出られなかったことが何よりもかわいそうだと思っているので、その思いを僕たちが来年、優勝という形で晴らしたいと思います」
──秋のリーグ戦も中止になった中の代替大会についてお願いします。
「1部と2部の入替戦がなくなったことで、そのおごりが春のリーグ戦の結果につながったこともあるので、それに関係なく試合は試合という意識で一人一人がしっかりとして、最高のパフォーマンスができるようにチームで助け合いながらそういう声掛けなどをしていきたいと思います」
──来年は大学生活最後のシーズンとなりますがどう捉えていますか。
「本当に悔いの残らないようにという気持ちで、チーム全体でもそういった気持ちを一人一人練習の時点から持って、大会に挑めたらいいなと思います」
──来年の目標と意気込みをお願いします。
「来年の目標はインカレ日本一です。団体戦でも全勝を目指して、個人戦では、僕はいま1年生の後輩と組んでいるのですが、彼をリードするようにして個人戦でも結果が残せるようにと思います」
──ありがとうございました。
[藤井直也]
※写真は明大ソフトテニス部提供
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