後半にリードを保てず日大相手に敗戦/関東大学2部リーグ戦Bブロック

   今試合の相手は2部Bリーグで5連勝中と好調の日大。昇格へ向け、負けられない一戦となった。序盤は一進一退の攻防が続く。しかし、後半戦で粘り切ることができず惜敗を喫した。

 

◆9・25~11・7 関東大学女子2部リーグ戦Bブロック(各大学体育館他)

▼10・30 対日大戦(エスフォルタアリーナ八王子)

 明大68{13―18、23―17、9―24、23―20}79日大◯

 

 スターターは、PF大和千夏(文4=埼玉栄)、SF佐藤美玲(文3=安城学園)、SF山本涼菜(文1=浜松開誠館)、PG沖咲月(文2=埼玉栄)、PG新林未悠(理工1=湯沢翔北)。

 

 あと一歩及ばなかった。第1Qから互いに一歩も譲らない展開が続くも、流れをつかみきれず、わずかにリードを許した状態で終える。続く第2Qでは、攻めの姿勢が光る。相手のディフェンスをかいくぐりゴール下を果敢に攻めていく。徐々に点差を縮め、逆転に成功。1点差に詰め寄られる場面もあったものの、沖の体を張ったプレーでファウルを奪い、相手に流れは渡さない。36―35と接戦で前半戦を折り返す。

 そのままの勢いに乗っていきたい第3Q。しかし「相手に流れを取られてしまった」(佐藤)。パスミスやリバウンドのスキをつかれ、ボールを奪われる展開に。相手のシュートを止めることができず、得点を重ねられていく。一方のオフェンスも相手のディフェンスを破ることができずわずか9得点と攻守がかみ合わない結果となった。その後、終盤に得点を重ねるも、反撃及ばず悔しい黒星となった。

 

 次戦がリーグ戦最終試合となる。4年生にとっては最後のリーグ戦。今試合の敗戦により昇格は厳しい状況に。それでも「まずは楽しむことを意識したい」(沖)。チーム一丸となり、最後に笑顔いっぱいの花を咲かせる。

 

[宮本果林]

 

試合後のコメント

佐藤

――チームとして徹底していたことはありますか。

「相手の身長が大きいと分かっていたので、リバウンドを取るということを意識していました」

 

――次戦がリーグ戦最後の試合となります。意気込みをお願いします。

「4年生が最後のリーグ戦となるので、3年生として4年生が悔いなく終われるように、盛り上げて終わらせたいと思います」

 

――今日の試合を振り返っていかがですか。

「スカウティングをしていたところは止めることができたのですが、それ以外の部分で試合中に対応できなかったことが1番の敗因かなと思います」

 

――ゴール下へ切り込んでいくプレーが目立ちましたが、何か意識していたことはありますか。

「スピードでしか相手に勝てる部分が無いと思ったので、自分から仕掛けて、点数はもらえなくてもファウルをもらったり、さばいて仲間のドライブなどのプレーにつなげられるように意識しました」