
好スタートを見せた清川! シーズン開幕戦で上々の滑り出し/全日本距離別選手権
今季の開幕戦である全日本距離別選手権も最終日を迎えた。3日目は、前日に引き続き1500メートルに清川一樹(政経3=八戸西)が出場。後半は失速するも、序盤は好タイムを見せ次戦に向けて手応えを感じる結果となった。
◆10・24 第28回全日本距離別選手権(エムウェーブ)
▼男子1500メートル
清川一樹(政経3=八戸西)――23位、1分51秒70
オフ期間での下半身強化が序盤のレース展開につながった。好スタートを切り上々の滑り出しを見せると、1周目のラップタイムでは27秒09を記録。「スピードも付いてきた」(清川)。今年度から重点的に取り組んだ自転車トレーニングやスタート練習が実を結んだ瞬間だった。しかし、ラスト400メートルのラップタイムでは30秒79と失速。「スタミナ面では足りていなかった」(清川)。収穫もあった一方で、レース後半まで続くスタミナ面の課題も浮き彫りとなった。
全日本距離別選手権が閉幕し、次なる戦いの舞台は11月27日から2日間にわたって行われる全日本学生選手権だ。今大会では、出場した向山恭平(政経4=白樺学園)と清川がそれぞれ好記録を出した。それでも、上位入賞に向けて「詰められるところは詰めていきたい」(向山)。今大会で出た課題と向き合い、大躍進のシーズンを目指す。
[野口優斗]
試合後のコメント
清川
――2日連続のレースでしたが、いかがですか。
「初めての全日本の大会だったので気持ち的な面でも疲れていた部分はあったと思います。しかし、その中でも全日本の雰囲気を楽しめたという部分では今後に生かしていけるのかなと感じています」
――この2日間の収穫はございますか。
「1000メートルなど短距離寄りの種目ではスピードがついてきたことは実感しました。しかし、終盤のところはかなり重点的にやってきたのですが、少しタイムが落ちてしまったなとは感じています」
――全日本大学選手権への意気込みをお願いします。
「少しでも上の順位を目指して精一杯頑張りたいです」
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