最後まで逃げ切り桜美林大にリベンジ果たす/秋季リーグ戦

 爽やかな秋晴れの中迎えた秋季リーグ第2戦。今試合から有観客となり、チアリーディングや応援団の声が響くなど、会場は一層の盛り上がりを見せた。相手は昨年度逆転負けを許した桜美林大。明大は積極的にプレーを展開し、第1Qから流れをつかむと、そのまま危なげなく逃げ切り、ダブルスコアで雪辱を果たした。

 

◆10・2~11・14 秋季リーグ戦(アミノバイタルフィールド)

▼10・24 対桜美林大戦

 ○明大34{3―0、14―7、7―7、10―0}14桜美林大

 

 グリフィンズが先攻で試合はスタート。期待のルーキー・RB#39廣長晃太郎(商1=箕面自由学園)がランプレーでエンドゾーンへ迫ると、CB#13舟橋彬人(政経4=上海西華国際)がフィールドゴールを蹴り3―0で先制。「絶対決めたいと思った」(舟橋)。第2Qでは試合が大きく動く。TE#80井上七海(総合3=佼成学園)がQBのパスを受け25ydを駆け抜けて見事にTD(タッチダウン)。キックも成功し10―0と大幅にリードした。しかし、ここで桜美林大が巻き返しにかかる。「スピード感が東大とは段違い」(廣長)。パスの成功が続き、あっけなくTDを許してしまう。それでもグリフィンズは巨壁を前に着実に歩みを進める。残り2分41秒、QB#1吉田拓郎(法3=日大鶴ケ丘)が相手DFをかわし、投げたロングパスがRB森川竜偉(政経3=佼成学園)へ通る。そのまま森川がTDを決め、17―7。勢いに乗ったグリフィンズ。華麗なプレーに観客からどよめきが起こった。

 

 後半開始3分、DFの低いタックルで桜美林大の攻撃を抑えると、ファーストダウンからロングパスを成功させ、ゴールラインまであと3ydに迫る。ここで好機を逃さないのがグリフィンズだ。「あのような場面でTDを取らないと後輩に合わせる顔もない」(森川)。DFを振り切り、今試合自身2度目のTD。その後もTE#41大島則也(国際4=佼成学園)がインターセプトでチャンスを引き寄せると、鋭いパスがつながりTDを決める。最後まで試合の主導権を渡さずに34―14で逃げ切った。

 

 3週間後に行われる次戦の相手は早大。明大と同様、早大も桜美林大と東大を破っており熱戦が予想される。「自分たちの目標は日本一」(DB#4村田幹太主将・営4=駒場学園)。早大に勝利すれば関東代表を決める1位決定戦に駒を進め、悲願の甲子園ボウル出場へ王手をかける。桜美林大戦で得た学びを生かし、グリフィンズは突き進む。

 

[春木花穂]

 

試合後のコメント

廣永

――今試合から有観客でしたが、応援はいかがでしたか。

 「前はしんみりしているというか、選手だけでという感じだったけれど、やはり応援が来ると力になります。見てくれている人がいるから絶対に中途半端なことはできないですし、声援はやはり力になりましたね」

 

舟橋

――桜美林大の強いと思ったところを教えてください。

 「体格は大きいので、当たり負けしてしまうところですね。やはり桜美林は強かったなと思います」

 

村田

――早大戦に向けて意気込みをお願いします。

 「自分たちの目標は日本一で、桜美林に勝つことが目標ではないので、油断せずにこの瞬間から次に切り替えて、もちろん勝ちにいって、勢いに乗って日本一になりたいと思います」