リーグ戦無敗継続 法大との激戦制す/関東大学2部リーグ戦
全勝優勝のため負けられない戦いが続く明大。前半はリードするもなかなか点差を付けることができない。第3Q(クオーター)には1度追いつかれてしまうなど苦しい展開が続いたが攻守で粘り強くプレー。試合終盤に点差を広げ7点差で接戦を制した。
◆9・14~11・6 第97回関東大学2部リーグ戦(各大学体育館他)
▼10・24 法大 (関東学大金沢八景キャンパス)
〇明大80{19―16、22―24、16―13、23―20} 73法大
スターターは、PG常田耕平(政経4=正智深谷)、SG吉村公汰(営3=土浦日大)、SF田邉太一(情コミ2=福岡大大濠)、PF中村吏(法4=正智深谷)、C溝口月斗(国際4=東海大札幌)。
明大は序盤、テンポの良い攻撃を見せる。吉村のレイアップシュートで先制し、その後も得点を重ねていった。第2Qに入っても攻撃を続け、最大15点差まで開いたが、法大も崩れることはなく明大を追いかける。点差は大きく開くことなく、7点リードした展開で前半を折り返す。
後半開始直後は、法大に流れが傾きかける。明大の守備が乱れたスキを付かれ連続で得点を許し、一度は逆転を許す。ここから法大のペースになるように思われた。それでも「しっかりとディフェンスして走れるのが明大の強み」(常田)。ディフェンスに重きを置き再び立て直す。第4Qは明大が突き放しにかかり残り4分までに12点差をつける。その後、法大の猛追で3点差まで迫られ、肝を冷やす場面もあったが最終的には80―73で逃げ切りに成功した。
これで、リーグ戦は8連勝となり目標とする全勝優勝にさらに一歩近づいた。チームの雰囲気については「お互い言いたいことを言い合って練習できている」(越田大翔・政経1=仙台大明成)と良好だ。今後の明大に期待が高まる。
[松田遥歩]
試合後のコメント
常田
――接戦で勝ち切れた要因は何ですか。
「全勝で1部に上がるというのが明大の目標なので達成したいという気持ちをみんなが持っていることが勝ちにつながったと思います」
――ベンチでの声掛けなど意識していたことはありますか。
「今年1部に上がったとしても自分は来年いないのでコートに立っている時以外の部分で残せるものは残したいと思い、声を出しています」
越田
――個人のプレーを振り返っていかがですか。
「自分からしたらまだまだですがチーム内での役割は最低限果たせたと思います」
――今後への意気込みをお願いします。
「チームの目標が全勝優勝なので目標達成のため残りの試合も頑張っていきたいです」
関連記事
RELATED ENTRIES