男子エペ 大竹、毛利がインカレ出場を決める/関東学生選手権

2021.10.21

 大会も終盤に入った関東学生選手権(以下、関カレ)。4日目となる10月21日には男子エペ個人戦が行われた。大竹諒(営2=岐阜各務野)が10位、毛利凌乙主将(営4=羽島北)が18位につけインカレ出場を決めた。

 

◆10・14~15、20~22 第73回関東学生選手権(駒沢体育館)

▼男子エペ個人 大竹――10位、毛利――18位、荒金――55位、幡野――58位

 

 明大からは2人がインカレ出場を決めた男子エペ個人戦。「ベスト4を目指していた」という大竹は、シードでトーナメント戦に出場した。1回戦は藤澤(中大)相手に、フットワークで相手を誘い、ミスをしっかりと狙うという持ち味を発揮。目標に向けていい滑り出しを見せる。2回戦では大きくリードするも「気を抜いてしまって自分で自分を追い詰めてしまった」(大竹)。集中力が課題となり、相手の追随に苦しみながらも勝利を収めた。3回戦では今大会男子エペ個人戦で優勝を果たした宇都木(日大)と対戦。「相手のペースに持ち込まれると嫌な選手だった」(大竹)。切り返しを狙われ得点を重ねることはできず、結果は5―15。目標には届かず悔しい敗戦となった。

 

 2年ぶりの大会となったという毛利。「感覚としては良かった」。1回戦では相手の弱点を見極め、積極的なプレーで勝利を収める。2回戦では相手の堅い守りに苦戦。「点を取られてから取り返すのが大変な相手だった」(毛利)。10―14で敗北を喫した。それでも下を向いている暇はない。「試合勘を取り戻すことができた」(毛利)。見つかった課題を修正し、インカレではさらに上を目指す。

 

 関カレも残すところあと1日となった。最終日、明大が出場するのは男子エペ団体戦だ。「早大に勝ってベスト4に進むことが目標」(大竹)。すでに出場が決まっているインカレに向けて、いい結果を残して弾みをつけたい。

 

[萩原亜依]

 

試合後のコメント

毛利

――予選とトーナメントを振り返っていかがでしたか。

 「個人的には2年ぶりぐらいの大会で、久々ということで緊張しました。予選もなんとか勝ち上がることができて、トーナメントも初戦は勝つことができたので感覚としては良かったです」

 

――課題は見つかりましたか。 

 「自分がリードしているときは相手にプレッシャーをかけてカウンターを狙うことができるのですが、どうしても相手がリードしているとなかなか攻めてこない状況になります。自分からアタックで点数を取っていくことをできるようにするのが今の課題です」

 

大竹

――インカレに向けて課題は何かありますか。

 「一つは焦った時に手から出ずに体から前に出てしまって、相手に簡単に得点されてしまうことです。あとは自分から仕掛けてフェイントをかけた後、切り返しを狙われてしまうことです」

 

――団体戦に向けて意気込みをお願いします。

 「2回戦からの出場になるのですが、しっかりと勝ちたいです。とりあえずインカレには出場できるので、勝って勢いづけたいと思います」