
接戦制し専大を3-1で下す/秋季関東大学1部リーグ戦
秋季リーグ4戦目は専大と対戦。しかし、勝負どころでミスが相次ぎ第1セットを専大に先取されてしまう。それでも、第2セット以降は流れを渡さず、セットカウント3-1で勝利。通算成績で3勝1敗とし、次戦の日体大戦へ弾みをつけた。
◆10・2~31 秋季関東大学男子1部オープン戦(会場名非公開)
▼10・17 対専大戦(会場名非公開)
〇3明大{23―25、25―23、25-21、25-21}1専大
<スターティングメンバ―>(ローテーション順)
MB安井恒介(政経3=市立尼崎)、ОP金田晃太朗(政経1=駿台学園)、ОH工藤有史(政経2=清風)、MB三輪大将(政経4=高川学園)、S神園洋(法3=札幌藻岩)、ОH松本大翔主将(法4=埼玉栄)、Li武田大周(商2=松本国際)
「ストレートで勝つのが目標」(松本)。その思いで試合に臨んだ。序盤は主導権を握ることに成功したが、ブレイクをなかなか伸ばせず。「(相手の)雰囲気に合わせてしまった」(安井)。第1セット終盤にはミスを連発し、18―19とリードを許す。さらには、相手にサービスエースを決められるなど、苦しい展開に。粘りを見せたいところだったが、最終的には23―25で第1セットを献上した。
ここから明大らしさを取り戻す。「ボールをしっかりつなげよう」(松本)。一つ一つのプレーの正確性を意識し、つなぎのバレーを見せた。第2、第3セットは序盤からブレイクに成功。「焦らずに点を取ろうと思った」(安井)。勝負どころでは安井の強烈なスパイクや三輪のブロッキングが光り、第3セット終了時ではセットカウント2-1と試合の流れを完全に取り返した。勝負の第4セット。「スパイクの打ち方を意識した」(金田)。序盤は2点のリードを許したが、工藤や金田を中心に得点を重ね9-8と逆転する。また、安井がサービスエースを決めるなど2点のリードを保ち、インターバルを迎えた。終盤は三つのブロックを成功させたなど、相手のミスを誘うプレーを見せて第4セットを奪取。セットカウント3-1で専大を下した。
「試合の出来は良くなかった」(松本)。勝利を収めたものの、第1セットでミスが相次ぐなど課題の残る試合となった。次戦は秋季リーグいまだ無傷の日体大との対戦。「今日みたいな試合では勝てない」(工藤)。厳しい戦いになることは選手全員が覚悟している。目標とする全日本インカレでのシード権獲得に向け、日体大相手に勝利をつかみたい。
[永井涼太郎]
試合後のコメント
松本
ーータイムアウトや試合中に声を掛けたことはありましたか。
「サーブがリベロに集まっていたので、それを散らしていこうというのとタッチボールとか緩いボールとかをしっかりつなげてミドルが生命線なのでそこにつなげていこうと話をしました」
安井
ーー来週の日体大戦への意気込みをお願いします。
「オープン戦で負けているので、明治らしいバレーをすればいい勝負ができるかなと思います。頑張ります」
工藤
ーー勝因は何だと思いますか。
「1セット目に相手の逃げてきたボールとかを落としてしまったので、2セット目以降はそういう拾えるボールをしっかり拾っていこうと話しました。完璧にできたわけではないですけれども、試合の中で修正できたので良かったかなと思います」
金田
ーーご自身のプレーの出来はいかがでしたか。
「昨日はあまりスパイクが決まりませんでした。今日はスパイクの打ち方をあまり下に打たないようにして長いコースに打つことを意識したので、それがうまくいったなと思います」
関連記事
RELATED ENTRIES