
ラスト1分で決まる! 接戦の末手に入れた初勝利/関東学生秋季1部リーグ戦
秋季リーグ9戦目は順大との対戦。前半は速攻から良い流れを作り明大のペースで試合を進める。後半は順大の勢いに圧倒され一時逆転を許すもラスト10秒のところでシュートを決め見事逆転勝利を収めた。
◆9・4~10・17 関東学生秋季1部リーグ戦(国士大多摩体育館他)
▼10・16 対順大戦(駿河台大体育館)
○明大33{19―16、14―16}32順大
「何が何でも勝ちたい」(高橋海主将・営4=法政二)。勝利をつかめていないまま迎えた順大戦。開始のホイッスルが鳴ると、速い攻守の切り替えで点数を取っていく。その後シュートミスから相手にボールが渡っても堅いディフェンスで得点を許さない。それが良い流れにつながり安定的なプレーを見せる。その結果、3点差をつけて前半終了。
前半の良い雰囲気そのままに明大が突き放すかと思われたが、順大が破竹の勢いで連続ゴールを決める。徐々に相手のペースにのまれていく明大。詰め寄られ試合時間残り4分のところで同点に並ばれる。また、激しい点取りの末に逆転まで許してしまう。全員でディフェンスをして全員で攻める。ラスト10秒のところで谷口尊(商2=北陸)がシュートを決め逆転しそのまま試合終了。新チームになって初の公式戦勝利を手にした。新しいチームメンバーで収めた初勝利は「自信につながった」(石田知輝・農3=洛北)。
いよいよ明日で最終戦を迎える秋季リーグ戦。次の試合の結果によって変わる入替戦への出場。「今までやってきた通りチーム一丸になって勝ちにいく」(石田)。もう負ける選択肢はない。インカレまでまだ緊張を切らさない。
[堀純菜]
加藤良典監督
――試合を振り返っていかがですか。
「前半は本当にディフェンスも機能していて連続で点を取れていたので自分たちがやろうとしてきたことは前半に関してはしっかりできていたなと思います。後半は退場が出てリズムが崩れたり、放せるところで放せなかったりした部分がありました」
高橋
――次戦への意気込みをお願いします。
「日大はまだやったことない相手なので分からないですが、今日勝ち切れていい流れではあるのでその流れを生かして、反省するところは反省してという感じでしっかり勝ち切りたいと思います」
石田
――速攻で得点を決めていらっしゃいましたがご自身の活躍についていかがですか。
「100%で走ろうと毎回思っていましたが外してしまったので、そこは反省ですね。でも、そこそこ良い感じに決めれたのではないかと思います」
谷口
――最後シュートを決めましたがどんな気持ちでシュートを打ちましたか。
「チャンスの時に自分が何回もミスしてチームに迷惑をかけていて、最後自分が決めてやろうと思っていたのでシュートを打ちました」
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