
それぞれに見えた課題 乗り越えて次へ/関東学生選手権
インカレ出場選手を決める関東学生選手権。男子フルーレの個人戦が行われ成田航也(政経3=県立秋田北鷹)とルーキー・堀部聖太(政経1=県立岩国工業)が2回戦を突破し、インカレ出場を決めた。
◆10・14~15、20~21 第73回関東学生選手権(駒沢体育館)
▼男子フルーレ個人 成田、堀部――3回戦敗退、大西――2回戦敗退、柏崎、――1回戦敗退
明大からは5人の選手が出場した男子フルーレ個人。全員が予選突破を決める最高の形で、迎えたトーナメント戦。チームを引っ張る立場となった3年生からは成田が2回戦を突破。しかし3回戦では、体力面で足が止まる、判断が迷うといったミスから、相手の勢いに押される形で敗北。「自分の欠点が見えた大会だった」と悔やむもののインカレへとつなげた。柏崎瑞仁(理工3=県立田名部)は1回戦、「序盤は相手と競り合えた」とインターハイ2位の実績を持つ相手に健闘したが、カウンター攻撃に対応された場面から、主導権を握られて敗戦。目標としていたインカレ出場にはあと一歩届かなかった。
(写真:惜しくもインカレ出場権を逃した柏崎)
下級生では初出場のルーキー、堀部が輝きを見せる。予選を全勝し、続くトーナメント1回戦、2回戦と進めた堀部。3回戦では、相手が王手をかけた状況から、同点まで詰め寄ったものの「力みが出てしまった」。目標とするベスト4には届かなかったものの、堂々たるプレーでインカレへの切符をつかみ取った。
(写真:関カレデビューを果たした堀部)
15日には休む間もなく団体戦が控えている。チーム一同、切り替えて優勝を目指す。
[市瀬義高]
試合後のコメント
柏崎
――試合を振り返っていかがですか。
「予選では試合を組み立てて、できました。ただトーナメントに入った時に途中までは相手と競り合っていたのですが、最終的には流れを取られました。結果的にはベスト64で終わりましたけど、内容的には良かったと思います」
成田
――敗れた相手の印象を教えてください。
「高校の時に対戦してその時は勝てました。しかしプレースタイルが強化されていて、自分にはない判断力があるように思えたし、勢いもあったので、負けを感じました」
――次への意気込みをお願いします。
「自分は団体戦にも出場します。出場選手の中では、最上級生なので、チームを引っ張れるように、得点を取って取られずの試合をします」
堀部
――初の関東学生選手権、緊張はありましたか。
「自分はメンタルが強くはないので、緊張しました」
――準備の成果は出せましたか。
「短所が地元や大学で練習している時に見つかったので、ミスもしましたが、減らすことができたと思います」
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