
関東学生選手権直前インタビュー(1)/堀部聖太、佐藤琴美
インカレ出場に向けた戦いが幕を開ける。5月に開催予定だったリーグ戦が中止となり、今年度初の主要な大会となる関東学生選手権(以下、関カレ)。主力である上級生に加え、堀部聖太(政経1=岩国工)や稲山由梨(営1=星槎)など頼もしいルーキーを迎えて戦う。今特集では、各学年1人ずつ計4人の選手の声をお届けする。
第1回は下級生の2人のインタビューです。(この取材は9月5日に行われたものです)
佐藤琴美(政経2=一関第二)
――現在の練習環境は1年生の時と比べていかがですか。
「練習自体はコロナ前と同じぐらいには戻ってきていると思いますが、まだ完全に戻ったわけではないです。マスクなど制約もあるので、そこは順応してやっているところです」
――目標としている選手はいらっしゃいますか。
「日本の選手や海外の選手など複数人います。選手というよりこの人の技が目標という感じです。その中でも今、一番目標にしている選手は、韓国のカン・ヨンミ選手です。身長がそこまで高くないのですが、そこをカバーできる技術とタイミングが上手なので目標にしています」
――今後、明大ではどのような存在になっていきたいですか。
「まだ明大として、関カレなどの大会を経験したことが無いので、正直不安の方が大きいですが、いかに自分らしくできるかが大切だと思っています。4年生を支えつつ、自分もしっかり発言していけたら良いと思います」
――理想の試合展開はありますか。
「序盤にリードを保ちたいです。自分でしっかりリードして、そこから自分のやりたい試合を組み立てていくというのが理想です」
――大会が相次いで中止となる中で、どのようにモチベーションを保っていますか。
「試合は無かったですが、合宿に参加して明大以外の選手ともやる機会がありました。いかに負けないかなど、そういったモチベーションを持ちながら取り組みました。昨年度から今年度にかけて3回くらいそのような機会がありました」
――ライバル選手はいらっしゃいますか。
「なかなか試合がないので、ライバル選手や意識している選手というのはいないです。今は自分の実力がどのくらい通用するかということに重点を置いていますし、周りを気にしすぎると緊張するので、そこはあえて伸び伸びできるようにしたいです」
――関カレでの目標を教えてください。
「団体で優勝、個人ではベスト8以上を目指していきたいです」
――関カレへの意気込みをお願いします。
「今の自分の実力をしっかり出し切って、目標を達成できるようにしたいと思います」
――ありがとうございました。
堀部聖太(政経1=岩国工)
――明大フェンシング部に入部してみていかがですか。
「施設が整っているなと思いました。また、部員数が少ない分、人数が多い大学に比べて回数をこなせるので、その日納得がいかなかった部分を直していけるところが良いと思います」
――5月に開催予定だったリーグ戦が中止になりましたが、モチベーションは保てましたか。
「自分はU―20のカテゴリーに参加しているのですが、その試合があったので気持ちを切り替えて取り組むことができました」
――部の雰囲気はいかがですか。
「他の大学だと厳しい雰囲気があるのですが、厳しすぎず、すごく緩い感じではなくいい雰囲気でできていると思います」
――練習で意識していることを教えて下さい。
「毎日新しい課題が見つかるので、納得がいかなかった部分をいかに早く次の対戦で修正するかを意識しています」
――関カレでライバルはいらっしゃいますか。
「同世代の選手には負けたくないです。特に馬場君(中央大)と林君(法大)です」
――関カレに向けて目標と意気込みをお願いします。
「個人、団体共にベスト4を目指して頑張ります」
――ありがとうございました。
[フェンシング部担当一同]
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