リーグ戦初黒星 国学院大に激闘の末敗れる/関東大学2部リーグ戦Bブロック

 あと一歩及ばなかった。開幕から2連勝し、迎えた第3戦。序盤はオフェンスが上手くかみ合いリードを奪うが、その後ミスも出て逆転を許し、前半を折り返す。それ以降は、一進一退の攻防が続いたものの最終・第4Q(クオーター)の終了間際での相手の3Pシュートが決定打に。4点差で惜敗を喫した。


◆9・25~11・7 関東大学女子2部リーグ戦Bブロック(各大学体育館他)

▼10・10 対国学院大戦(エスフォルタアリーナ八王子)

明大67{20―8、13―26、18―18、16―19}71国学院大〇


 スターターは、G西来実主将(理工4=鵬学園)、C大和千夏(文4=埼玉栄)、F佐藤美玲(文3=安城学園)、G沖咲月(文2=埼玉栄)、G新林未悠(理工1=湯沢翔北)。


 立ち上がりは明大のペースで試合が進んだ。「前半は速攻が良かった」(新林)とスムーズなボール運びから得点を奪い、西の3Pシュートが2本決まるなど、12点リードで第1Qを終える。しかし、続く第2Q、「自分たちのやりたいディフェンスが出来なかった」(沖)と、国学院大の猛攻を止めることができず、逆転を許してしまう。後半はミスを減らし、互角の展開に。点差はほとんど変わらず、緊迫した状態が続く。第4Qには、終盤に大和がフリースローを決めてリード奪い、勝利を手にしかけたが、ディフェンス面で粘れず「点を取られたくないところで取られてしまった」(新林)。連続で得点を許してしまう。その後、試合時間が残り40秒を切ったところで1点差に迫ったが、最後は、相手の3Pでこの攻防に終止符を打たれた。


 これで2勝1敗となり、2部上位昇格へ向けこれからも負けられない戦いが続く。今後については「これで決まった訳では無いので次戦は自分たちらしいプレーで結果につなげたい」(沖)と前を向く。昇格を目指す今後の明大の戦いに目が離せない。


[松田遥歩]


試合後のコメント

ーー後半に入る前にはどのようなことを意識しましたか。

 「ミスを減らして自分たちのペースに持ち込もうということをチームで話し、意識していました」ーー


ーー勝敗を分けたポイントはなんですか。

 「前半の明大がリードしている時にターンオーバーのミスが出てしまい追い付かれるという展開になったのが良くなかったと思いました」


新林

ーー試合全体を通してチームとしてどのようなことを意識していましたか。

 「相手が前から当たってくるチームだと分かっていたのでボールの際などで相手に入られないようにすることは意識しました」


ーーチームの雰囲気はいかがでしたか。

 「試合前から気合が入っていて、士気も高まっていたのでとても良い雰囲気でした」