
秋リーグ2戦目 互角の中大に惜しくも敗戦/秋季関東大学1部リーグ戦
踏ん張り切れなかった。実力が互角の中大との試合。序盤はリードを許し2セットを先取されるも第3セットでは攻めの姿勢で反撃に出る。しかし第4セットまで勢いを保つことができず敗戦を喫した。
◆10・2~31 秋季関東大学男子1部オープン戦(会場名非公開)
▼10・3 対中大戦(会場名非公開)
明大1{24ー26、24ー26、25ー22、19ー25}3中大○
<スターティングメンバ―>(ローテーション順)
ОP西崎康真(文2=清風)、MB安井恒介(政経3=市立尼崎)、ОH工藤有史(政経2=清風)、MB三輪大将(政経4=高川学園)、S神園洋(法3=札幌藻岩)、ОH松本大翔主将(法4=埼玉栄)、Li武田大周(商2=松本国際)
3セット目
ОP金田晃太朗(政経1=駿台学園)⇆ОP西崎康真(文2=清風)
勝利を呼び寄せるためにも絶対に落とせない第1セット。「ばたついてしまった」(工藤)。最大6点差まで引き離されるも何とか食らいつきデュースまで持ち込む。それでも逆転には一歩届かず。続く第2セットも第1セットと同様、中大を追い掛ける展開に。「Bパスからの攻撃の組み立てがはまらなかった」(神園)。なかなか自分たちの思い描くバレーができない中でデュースまで粘るが、そこから2連続得点を許しこのセットを落とした。
後がなくなった第3セット。ここで明大が怒涛(どとう)の追い上げを見せる。「松本のサーブで相手を崩して、そこからのブロックや切り返しで自分たちの流れになった」(三輪)。このセットは主導権を握り続け中大から1セットを奪った。このまま流れに乗りたい勝負の第4セット。しかし「自分たちの雰囲気を上げることができなかった」(松本)。ミスが目立ち相手に連続得点を許すとそのまま点差が開き、そこから一気にゲームセットとなった。
「リードする展開が作れず点を取り急いでしまった」(松本)。悔しい結果に終わったが自分たちの課題が多く見つかった実り多い試合となった。次戦は16日の日大戦。全日本選手権のためにも「粘り強い試合で勝利につなげたい」(三輪)。常に成長し続ける明大から目が離せない。
[入谷彩未]
試合後のコメント
松本
――今回見つかった課題は何ですか。
「チームとしてはつなぎを詰めなくてはいけませんし、そこからラリーを取り切る力があればもっと強くなれると思います。個人としてはミスのないプレーヤーを目指しているので常に冷静にプレーをして、ビッグプレーより相手が嫌がるプレーをし続けたいです。」
三輪
――今日の試合の振り返りをお願いします。
「相手がサーブを攻めてきて、こちらが耐えて、そこから2段で打つ。いつもだったら決まるのですが、やはり中大となると一つランクが上がるので、そういうラリーを取り切れていなかったのかなと思います」
神園
――中大に対してどのような攻撃を組み立てたかったですか。
「クイックはどこのチームにも通るくらい強いので、そのクイックを軸に組み立てを出来たら良かったかなと思います」
工藤
――今後の意気込みをお願いします。
「まだシード権が完全に無くなったわけではないので来週1週間きちんと練習して、相手は強いですがいい試合ができるように頑張りたいです」
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