試合後コメント(亜大戦)/王座出場校決定トーナメント(男子)
全日本大学対抗王座決定試合を懸けた1発勝負のトーナメント。今回は亜大戦(男子)後のインタビューをお送りします。
上原真吾監督
ーー例年とは異なるトーナメント方式になりました。
「1発勝負なので、明治にとってはラッキーでした。長丁場でずっとやるよりは、一回一回の方がハプニングが起きやすいですし、試合形式もファイナルセットのタイブレークやダブルスはノーアドバンテージ方式です。勝負しやすいので、うちの方がラッキーな試合ルールだと思います。そういった意味でチャンスがありますし、元々の下馬評が低いですから、上位校を食ってやる気持ちです。みんなに言い聞かせて、勝負強くやるしかなかったです。大会をやってくれるだけで、ありがたいです。学連も大変ですし、監督陣も話をして、開催できたので良かったです」
ーー試合の振り返りをお願いします。
「ダブルスはピリッとしていなかったです。ダブルス1は良かったですが、2、3がもっと簡単に勝てないといけません。結果的に最後ダブルスを一つ落としたことが最後の接戦につながりました。今日は、怖さを知ったことが良かったと思います。ぎりぎりの試合が多く、団体戦の魔物ではないですが、受けてしまった面が多かったと思います。飯田(翔・商1=足利大付)はガッツを見せました。最初は簡単に取られましたが、厳しい中で声を出して自分を鼓舞してやっていたと思います。僕は田中瑛士(商4=東京学館新潟)のコーチに入っていて、簡単にこの試合を終わらせてはいけないと感じました。そういった意味では瑛士(田中)もよく頑張っていました。イップスが少し戻って、何ができるかを考えられずに真っ白になりかけていましたが、勝ちにつながる負けをしてくれました。これからはもう一回立て直していく1週間にしたいです」
藤永啓人(営4=長崎海星)
ーー今試合で良かったプレーを教えてください。
「サーブが苦手だったんですが、今日の1セット目は特にサービスエースもありましたし、ファーストサーブの確率が良かったので、そこは良かったです」
ーー2セット目は落としてしまいました。
「一番最初にブレークされたゲームが自分たちのサービスゲームでした。ファーストサーブがそれまでは入ってて良かったんですが、40-0からセカンドサーブになってしまって、それで攻められて引いた形になってしまったので、そこが良くなかったかなと思います。2セット目は全体的に引いてプレーしてしまったというか、1セット目は自分たちから攻めていきましたが、それが2セット目はできていなかったです」
ーー次戦に向けて意気込みをお願いします。
「相手は早稲田で、ずっと日本一の大学なので、チャレンジャー精神を持ってやりたいです。ダブルスがやはりカギになってくると思うので、チームに勢いを付けるためにも勝ちたいと思います」
河内健(商3=大分舞鶴)
ーーファイナルセットの振り返りをお願いします。
「8-6になってから、足をつってしまいました。緊張から足が震えてしまいました。まだまだ体力面が課題だと思いました」
ーー勝因を教えてください。
「調子は良くなかったですが、こういった団体戦はメンタルが大切になってきます。そこで気持ちを切らさないで、1ポイントを諦めないという気持ちを意識するしかなくて、そこが相手より上回りました」
ーー次戦に向けて意気込みをお願いします。
「相手は何度も連覇している相手で、絶対王者だといわれていますが、今の明治なら早稲田にも勝てると思います。今日のギリギリの戦いではなく、次の試合に向けてみんな気合を入れると思うので、勝てるチャンスはあるとおもいます。そこに向かって調整したいです」
副田温斗(営2=四日市工)
ーー試合全体を振り返りをお願いします。
「ファーストセット簡単に取ってたにもかかわらず、ファイナルセットまでいってしまいました。シングルスに入る人たちにいい流れを持っていけなかったのが申し訳ないなと感じました」
ーー団体戦の勝因を教えてください。
「ダブルスで2本取ることは最低ラインだったので、それをできたのは大きな勝因だと思っています。4年生の1ペアと、僕が組んでもらってる藤永さんとの2本で2-1にしているので、4年生の力が本当にすごいなと感じました。シングルスでは田中(瑛士・商4=東京学館新潟)さんしか4年生は出ていませんが、ダブルス2本をしっかり4年生が勝ち切るということが勝因につながったと思います」
[田中佑太、萩原彩水、春木花穂]
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