大和千夏/秋季リーグ戦開幕直前特集 4年生インタビュー

 いよいよ9月25日に開幕を迎える関東女子バスケットボールリーグ戦。昨年度は新型コロナウイルスの影響で昇格降格の機会を失われた。今年度こそ悲願の2部Aリーグ昇格へ。ラストシーズンを迎える4年生の声をお届けする。

※第1弾は大和千夏(文4=埼玉栄)選手です。このインタビューは9月7日に行われました。

 

――春季トーナメント戦を振り返っていかがですか。

 「練習で取り組んだことや失敗を恐れずにやろうと全員で話していたので、負けたことは悔しかったのですが課題も見つかり収穫があった試合でした」

 

――この夏、チームと個人として成長した点はありますか。

 「チームとしてはディフェンス面の強化にかなり取り組んできたのでチーム全体として一人一人のスキルが上がったと思います。個人としては、膝のケガもあり、踏み込んだプレーをすることがあまりできなかったのですが、この夏の練習試合や対人での練習で思いきったプレーを前よりできるようになったと感じています」

 

――昨年度の秋季リーグ戦の出場はありませんでした。

 「ケガや新型コロナイウィルスの影響があり自分は活動して良いのかという思いなど、葛藤もあり昨年度のシーズンは参加をしませんでした。しかし、今シーズンは新型コロナウイルスがありながらもやはりバスケがしたいという思いがあり、参加することにしました。間が空いてから、参加した時にやはり、すごく私はバスケが好きだな、楽しいなと感じることができたので、色々と考えた1年でしたが、悩んだ時間も無駄ではなかったと感じられます。逆に新型コロナウイルスがなかったら考える事もなかったと思うので、自分自身と一番真剣に向き合った時間だったと思います」

 

――1年経ったチームはいかがでしたか。

 「良い意味で全く変わってないと思いました。やはり、戻ってくることができる環境があるということはすごく幸せなことだなと思いましたし、チームメイトも温かく迎え入れてくれたので、当たり前ではないことだと感じました」

 

 

――ラストシーズンへの意気込みをお願いします。

 「大学生活もバスケの競技人生も最後でもあるので悔いなくチーム全員で楽しみたいと思っています 」

 

――ありがとうございました。

 

[宮本果林]