
1万メートルWで古賀、濱西が表彰台! 短距離陣も好走/日本学生対校選手権
熊谷で行われた日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)2日目。男子1万メートルWに出場した古賀友太(商4=大牟田)は圧巻のレースで見事優勝。同種目に出場した濱西諒(文3=履正社)も3位入賞を果たし競歩部門の強さを見せた。また、男子200メートルでは木村颯太(法2=明星学園)、木村稜(政経2=乙訓)が、男子800メートルでは堀田聖尊(政経4=三重県立川越)が準決勝進出を決め、最終日へとつなぐ1日となった。
◆9・17~19 第90回日本学生対校選手権(熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)
[2日目]
▼女子100メートルH予選
8組 石井 6着 14秒53
▼男子4×400メートルR予選
4組 野口、村松、石川、橋元 3着 3分12秒10
▼男子800メートル予選
6組 堀田 3着 1分51秒45 準決勝進出
▼男子200メートル予選
7組 木村颯 3着 21秒15 準決勝進出
8組 木村稜 3着 21秒01 準決勝進出
▼男子1万メートルW決勝
1位 古賀 39分45秒90
3位 濱西 41分04秒29
13位 清水 42分48秒76
大舞台でも変わらぬ強さを見せつけた。1万メートルWに出場した古賀は昨年度の日本インカレでは、東京五輪銀メダリストの池田向希(旭化成)に次ぐ2位。「自分も負けていられない」(古賀)。最終学年となり、古賀は誰もが認める学生競歩界のエースに。今大会でもその実力を遺憾なく発揮し、トラックシーズンを最高の形で終えた。3位入賞の濱西も落ち着いた歩きで細かなペース変動にも対応。目標の表彰台入りを達成した。「明大の競歩の強さを示し続けたい」(濱西)。今後の競歩部門を引っ張っていく彼には、大きな期待がかかる。
短距離陣の活躍も光った。男子200メートルでは木村稜が予選で21秒01をマーク。自身の持つ明大記録を更新し、準決勝へ駒を進めた。一方で悔いが残るレースも。男子4×400メートルR予選は石川雅也主将(法4=新居浜東)ら上級生中心で挑んだが、惜しくも目標の決勝進出はならず。唯一3年生で出場した野口航平(商3=洛南)は「僕は次につなげるしかない」と今後のレースに向けて前を向いた。
残る最終日。明大からは鈴木憲伸(営3=明大中野八王子)が男子三段跳に登場。男子200メートルの木村颯、木村稜は予選を勝ち抜き準決勝へ。短距離陣は明日が今年度最後の大規模な大会となる。関東学生対校選手権からつないできた流れを、駅伝シーズンや来年度に引き継ぐために。明大競走部にとって重要な1日になることは確かだ。
[桑原涼也]
※写真は競走部提供
※レース後のコメントは後日「紫走堅固」にて掲載いたします。
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