
4×100メートルRで明大新も 決勝進出ならず/日本学生対校選手権
短距離陣にとって今年度最後の大舞台・日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)。1日目の4×100メートルRでは、予選敗退とはなったものの、明大史上初の39秒台をたたき出した。今大会が引退試合となる橋元優成(法4=川薩清修館)は、400メートルで準決勝に進出。目標の決勝には届かなかったが、2日目の4×400メートルRに全力で挑む。
◆9・17~19 第90回日本学生対校選手権
(熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)
[1日目]
▼男子1500メートル予選
4組 馬場 4着 3分48秒24
▼男子400メートル予選
3組 野口 4着 48秒14
▼男子400メートル準決勝
3組 橋元 5着 47秒91
▼男子4×100メートルR予選
7組 小林枚、木村稜、木村颯、村松 3着 39秒96
1500メートルで出場した馬場勇一郎(政経2=中京大中京)は、昨シーズンから持久力を強化するための練習を行ってきた。レースでは、ラスト1周で一気に後方から追い上げ4着でフィニッシュ。「持久練習の成果が少しずつ見えてきた」(馬場)。結果は惜しくも予選敗退となったが、来シーズンまでも見据え、着実に力をつけている。
4×100メートルRでは「みんないい走りができた」(木村颯太・法2=明星学園)。関東学生対校選手権で課題だったバトンパスを修正し、ついに39秒台へ。40秒台の壁を破ったことについては「やっとスタートラインに立った」(小林枚也・法3=八王子)。一方で、決勝進出を目標としていただけに悔しさも残る。「自分たちのベストを出した状態で負けてしまったのは力不足」(村松璃久・政経4=明大明治)。明大記録を更新するのは今年度で2回目。それぞれが自身の力を出し切り、後輩たちに希望をつなげる意味のあるレースとなった。
夏を越え、前半シーズンからの飛躍を続ける明大競走部。2日目は東京五輪で20キロメートルWの補欠にも選出された古賀友太(商4=大牟田)らが1万メートルWに臨む。短距離の決勝進出を懸けたレースも多く行われる。短距離陣の集大成となる今大会。2日目も目が離せない。
[覺前日向子]
※写真は競走部提供
※レース後のコメントは後日「紫走堅固」にて掲載いたします。
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