
初戦突破! 3―0で早大に勝利/関東学生秋季1部リーグ戦
いよいよ開幕した秋季リーグ戦。早大に勝利し、幸先良いスタートとなった。前半はパスがつながらず苦しかったが、第3QでのMF山中千畝(商2=伊吹)の得点がチームの流れを変えることに。流れに乗った明大は、後半は粘りのホッケーを見せ、相手を0点に抑えこんだ。
◆関東学生秋季1部リーグ戦
▼9・11 対早大戦(早大東伏見グラウンド)
明大3 |
0-0 |
0早大 |
|||
0-0 |
|||||
1-0 |
|||||
2-0 |
|||||
得点 |
|||||
3Q |
4分 |
山中千畝 |
FG |
||
4Q |
3分 |
中嶌隆人 |
PC |
||
4Q |
13分 |
竹邊尚希 |
PC |
||
秋季リーグ初戦。立ち上がりはなかなか流れを味方につけられなかった。特長である”つなぐ”ホッケーを展開すると、パスカットされてしまう。また相手陣地に攻め込みPC(ペナルティコーナー)のチャンスを作り出すも得点にはつなげられず。前半は明大のホッケーをよく研究した早大の堅固な守りに苦戦を強いられた。
しかし迎えた第3Q、サークル内でパスを受けた山中が相手の守りを切り抜けシュートを決めた。「山中の1点でみんなが落ち着いてプレーできた」(小池文彦監督)。そこから得意とするパスつなぎでゴール近くにボールを運ぶ。相手に行く手を阻まれながらも前進しPCのチャンスを作り出すと、同13分、FW竹邊尚希(商1=川棚)がストレートシュートを決め、早大に1点も与えずに試合を終えた。
来週には駿河台大戦が控える。「個人個人のミスをしないように基本的なことを見つめ直したい」(DF大嶋鴻太主将・商4=今市)。課題を克服しながら前進していく。明大を背負った男たちの戦いは始まったばかりだ。
[新村百華]
試合後のコメント
小池監督
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「1Q、2Qと点が取れなくて少し苦戦しました。その中でも山中千畝が点を取ってくれて、ゲーム全体を考えると流れが良くなったかなと思います」
――前半攻めきれなかった要因は何ですか。
「相手がよく研究してきているというところで守られてしまいました。ただ明大のほうが少しレベルは上なので、最終的には3点取って相手も0点で抑えて勝てたのは良かったと思います」
大嶋
――今日の試合での課題点は何ですか。
「やはり最初に点数が欲しかった中でミスや悪いテンポになったことがあったので、基礎的なところはもっと忠実に、ミスなくこなす必要があったと思います」
――思った通りの試合でしたか。
「もう少し簡単にパスを強く速くつなぐなど、自分たちのパスやシュートをやっていきます。攻撃ではもっとうまく機能するはずでした。しかしこの夏にディフェンスのフォーメーションやプレスのかけ方を改善したので頭がディフェンスのことでいっぱいで、攻撃のほうに切り替えができていなかったことが課題です」
竹邊
――最後にゴールを決めたときの感想は。
「その前にシュートを打っていこうという指示を受けていて、もう最後の5分だったので意地で行きました」
関連記事
RELATED ENTRIES