
インカレ直前特集2021(2)トラック班インタビュー 3、4年生編
戦力を新たに、悲願の頂へ。新型コロナウイルス感染症の拡大により、昨年度は中止を余儀なくされた全日本大学対抗選手権。前回大会ではトラックでは総合2位と好成績を残すも、ロードで苦戦し総合3位となった。2年ぶりの舞台、新たな戦力、待ちに待った優勝の2文字に向け走り出す。
第2回はトラック班の3、4年生6選手に、大会に向けての意気込みを語ってもらいました。(取材は8月2日に行ったものです。)
青木拓穂(営4=高崎工)
――チーム全体の仕上がりはいかがですか。
「中距離は練習でタイムを計ったときもみんな良いタイムを出せていたので、チーム種目の中距離の団体大抜きは期待できます。短距離はまだ合わせなどが足りていないので、より合わせていければ表彰台もあり得ると思っています。個人種目としてもここにきて調子をあげている選手も何人かいるので期待できます」
――チームの雰囲気はいかがですか。
「自転車部はそこまで厳しい部ではないので、楽しんで練習し、年功序列もないので下の学年からもプレッシャーを掛けられて、良い雰囲気で切磋琢磨できていると思います」
――インカレで期待している選手はいますか。
「入部してきて東日本で負けた片岡遼真(法1=福井県立科学技術)が個人種目でも団体種目でも重要になってくると思うので、片岡には期待しています」
――チームとしてのインカレ目標を教えてください。
「全種目で表彰台は入れる選手だと思うので、全種目で表彰台または、少なくとも入賞はできるのではないかと思います」
塩島嵩一郎(法4=南大隅)
出場予定種目:スプリント、チーム・スプリント
――明大での競技生活振り返っていかがですか。
「競技力もそうですけど、この4年間で人間的にも成長できたと思います。考え方もそうですし、価値観の点でも大人になったと実感する機会が多くなりました」
――今の調子はいかがですか。
「今年度は不調続きだったのですが、やっと調子が戻ってきたと思います」
――インカレへ向けての目標を教えてください。
「明治大学として総合で表彰台に乗りたいです」
小林右京(政経4=日出総合)
出場予定種目:マディソン、チーム・パシュート
――インカレへ向けての心境を教えてください。
「今年のインカレは最後の年です。結構自転車も乗り込んで調子も良いので、最後のインカレは結果を残せるように頑張りたいです」
――合宿終わってみていかがですか。
「いい感じです。チーム種目はみんなと息を合わせて練習できています。チーム・パーシュートでは、最上級生として後輩と走るのですが、後輩たちも頼もしいのでタイムは期待できると思います」
――インカレへ向けての目標をお願いします。
「最後のインカレなので、悔いのないように楽しんでやりたいです」
齊藤知樹(政経3=福井県立科学技術)
出場予定種目:チーム・パシュート
――インカレに向けて今の心境はいかがですか。
「3回目くらいなのでやった分しかならないので、緊張しないことはないですが、やれることをやるだけです」
――今シーズンに入り成長出来たことを教えてください。
「今シーズンの初めに足の指を切ってしまって、ほぼゼロからのスタートみたいな大きいけがをしたのは初めてでした。未知数な部分が多く、けがから復帰した後は全然チーム練習についていけないくらい弱くて、考えてやることが多くなりました。個人戦までなかなかいつもの結果が出ないため焦りもありましたが、それを抑えるためのメンタル的な部分やケアを考えることなど、自転車以外のことから自転車にプラスになるよう意識するようになりました」
――インカレに向けての意気込みをお願いします。
「今年はかなり、団体追い抜きがタイムを出せているので、初日の競技の団体追い抜きで1勝してチームの士気を上げられたらいいと思っています」
福地猛(法3=学校法人石川)
出場予定種目:タイムトライアル
――3年生になったことで成長できたところは何かありますか。
「下級生の頃は自分のことで精一杯だったのですが、3年生になって勉強面や自転車面で余裕ができました。チーム全体のことを考えるようになり、後輩をサポートしています」
――合宿はどうでしたか。
「全体的にインカレに向けて仕上げてきているので、雰囲気もよく、このままいければ総合優勝も夢ではないと思います」
――インカレへ向けての目標を教えてください。
「総合優勝です」
上野矢竜(営3=祐誠)
出場予定種目:タンデム、チーム・スプリント
――前回の大会から成長したところはありますか。
「前回の大会から練習を積んで、タイムも、踏めるギアの重さも、今まで踏んできたギアよりも重いギアで今練習をしているのですが、それでも対応できるようになってきています。以前より良いタイムが出ているので、今回のインカレでは自己ベストを目指して優勝したいです」
――タンデムに関して自分たちの強みは何だと思いますか。
「他の大学と違うところは、他の大学より踏むタイミングがそろっています。タンデムは同じタイミングで踏むことが重要で、コンビネーションは他の大学より優れていると思います。タイム面でも他の大学には負けないと思うので、あとはこの合宿で練習を重ねて、スプリントで対戦になったときに走るテクニックなどの技術面で他の大学との差をつけていければ良いと思っています」
――目標と意気込みをお願いします。
「目標は、タンデムで個人戦の2位だった結果を、今回優勝してリベンジしたいです。加えて、チーム・スプリントでも良いタイムを出し、来年につながるような走りがしたいと思います」
――6選手とも、ありがとうございました!
◆文部科学大臣杯 第76回全日本大学対抗選手権◆
トラック:8月13~15日(松本市美鈴湖自転車競技場 333.33m)
ロード:8月21~22日(群馬サイクルスポーツセンター 1周6km)
[自転車部担当一同]
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