春季トーナメント戦事前特集 2年生座談会③

 2年ぶり開かれる関東大学バスケットボール選手権大会も開催まで残り1日。今回は新型コロナウィルスによって昨春の活躍の場を奪われた、期待の2年生たちにインタビューを行った。昨年度の悔しさを胸に勝利を狙うプレーヤーたちの生の声を3回にわたってお届けする。

 

 第1弾はC鍵谷和輝選手(写真右・政経2=桐光学園)、FG関根慧士選手(写真中央・営2=明大中野)、F木村拓郎選手(写真左・政経2=仙台大府明成)の3名です。(なお、このインタビューは4月25日に行われたものです)

 

――それぞれの出身地と地元自慢をお願いします。

関根 千葉県柏市出身です。千葉県の渋谷と言われている所です。また、柏レイソルが強いです。

鍵谷 神奈川県相模原市出身です。神奈川県は赤レンガ倉庫やみなとみらいなどデートスポットで有名です。あと江ノ島の海が綺麗です。

木村 青森県藤崎町出身で、ふじというりんごの品種の発祥地です。リンゴです。全てはリンゴです(笑)

 

――それぞれの選手の印象を伺っていきたいと思います。鍵谷選手の印象を教えてください。

関根 今ケガで治療中なのですが足の長さと腕の長さを生かしたインサイドプレーが魅力的です。また、バスケットIQが高いなと思います。バスケ以外の部分では、こう見えてめちゃくちゃ勤勉です(笑)

木村 鍵谷は本当に知識の人です。いつも一緒にいてもバスケをやっていてもとても安心感があります 。

 

――関根選手の印象をお願いします。

鍵谷 身長がそんなにバスケやってる上では高くないのですが、それでも体が強いので、インサイドでのプレーがすごく上手いなと思います。また、服とかを下北沢で買ったりとかして結構お洒落さん(笑)。

木村 バスケの面ではすごく強いです。そして、みんなのアイドルで誰からも好かれる存在です。

 

――木村選手の印象をお願いします。

関根 異次元の脚力があってどこから来たの?というくらいスッとて出てきてパスカットをしています。自分の長所を生かして明成高らしいプレーだなという感じがします。実は結構アニメ好きでギャップがいいです(笑)

鍵谷 ガードとかセンターなど色々満遍なく全部のポジションができるし、相手の弱点をつけるすごさを持っています。また、ディフェンスが凄くうまくて、尊敬しています。バスケ以外では、結構勤勉です。何かやりたいことには一直線になっていますね。かっこいいしそして何より顔がいいです(笑)。

――今年度のチームの雰囲気はいかがですか。

鍵谷 最初はキャプテンがプロの方に行っていて少しチームがまとまりづらかったのですが、その中で副キャプテンとか各学年の代表がすごくまとめようと頑張ってくれました。おのおのが自覚を持っているのが今年度のチームかなと思います。ある程度みんな意識を持って練習に取り組めているのかなと思います。

関根 キャプテンに全部任せてしまっているところがあったのですが、最初にいなくて副キャプテンや井上曜さん(政経3=仙台大府明成)が頑張っていい雰囲気をつくって練習をやってくれていたので2年生3年生がついていこうという雰囲気でできました。先輩たちが結構自分らの事気にかけてくれるしいい雰囲気です。

木村 Aチーム B チーム関係なくお互い高め合えるチームです。それは間違いないです。

 

――春のトーナメント戦に向けてオフシーズン取り組んできたことを教えてください。

鍵谷 体重を増やそうと思い取り組みました。自分はセンターなので留学生の大きい選手がやるようなポジションなのですが、昨年度卒業した先輩が弾き飛ばされたりとかあたり負けするというのを見ていてやはり体格差という部分は補っていかなければと思い、冬は筋トレとか体重増やすことを中心にやっていきました。

関根 僕は筋肉は正義ということを証明するためにひたすら筋トレしてました。

木村  体重を軽くしました。基本的なドリブルとかシュート、パスなど基本の部分をやっていました。高校生の時に筋肉が付きすぎて邪魔だったので一旦軽くしました。

 

――今後の目標と意気込みをお願いします。

鍵谷 今ケガをしていて今季は出られないのですが、体重を増やしていきたいです。また、1日も早い復帰を目指したいと思います。

木村 文武両道です。 GPA 3以上を目指します。

関根 文武両道で単位を落とさないようにします。バスケでは、冬にある大会で1分でも多く活躍できるように頑張りたいと思います 。

 

――ありがとうございました。

 

[宮本果林]