実力発揮できず 全国出場逃す/関東大学Aブロック対抗戦
5月22日から2日間にわたって行われた関東大学春季Aブロック対抗戦。初日を6位で折り返した明大は、2日目も巻き返すことができずに6位でフィニッシュ。惜しくも全国大会への出場権を逃し、Bブロック降格が決定。秋季対抗戦での昇格を目指すことになる。今回は出場選手から男子部主将である伊藤泰良選手(商4=千葉経大付属)に電話取材を行った。
※本取材は5月25日に行われたものです。
――今大会の振り返りをお願いします。
「4年生になって初めてのリーグ戦でしたけど、プレッシャーもあって、スコアは一番悪かったので不甲斐ない気持ちでいっぱいです。チーム全体の成績としては他大学にかなり劣る成績で、大会前からスコアが全体的に振るわなかったので、ある程度予感していた中で、予想通りになってしまいました」
――思い通りのプレーができたホールを教えてください。
「1日目が途中までずっと悪く、このままでは終われないなという思いがありました。最後の3ホールでは良いスコアで上がって、そこで悪い流れ断ち切ったのは自分の中では良かったです」
――主将であること、また下級生がいる中でプレッシャーは感じましたか。
「のびのびとプレーはできなかったです。プレッシャーを力に変えて、一つ一つのショットやプレーをできたら良かったのですが、できませんでした」
――昨年は試合数も少なくモチベーションの維持も大変だったと思いますが、いかがでしょうか。
「試合が無くなっていってしまったので、モチベーションを維持するのが難しかった人もいると思います。自分は次期主将ということが決まっていたので、OBの方への挨拶回りなどもしていてモチベーションは下がらなかったですが、それこそ今の2年生は、大学競技を感じられずに練習していたという声は多く上がっていました」
――今大会は厳戒態勢の中での開催となりましたが、いかがでしょうか。
「応援の連絡もたくさんいただきました。去年の先輩方は戦いたくても戦えなかったので、その思いも持ってプレーしました」
――対抗戦で復帰を目指すということですが、意気込みをお願いします。
「Bブロックへの降格は5年ぶりです。自分も今まで経験しなかったので、どんなプレッシャーがあるか、まだ想像がつかないですけれど、部員それぞれが実力を出し切れば絶対に復帰できとる思います。今回のことを踏まえて、練習量を全員が増やして、精進して参ります」
[守屋沙弥香]
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