悲願果たせず8位 王座逃し入替戦へ/関東学生1部リーグ戦事後取材男子②

2021.05.28

  悲願は果たせなかった。王座決定戦を兼ねて行われた今大会。合計3750点を目標としていた男子だったが遠く及ばず、合計3537点の8位で終了。入替戦へと回ることが決定した。そこで今回は男子の出場選手から宮澤裕一郎選手(農4=東京都市大)、小坂悠真選手(商3=佐倉)、薩摩定士選手(商2=東京都市大)にオンライン取材を行った。

 

◆5・15〜16 関東学生1部リーグ戦兼王座選考会(会場非公開)

▼5・15 男子

 明大――5位

 

宮澤

――今回の試合を振り返っていかがでしたか。

 「緊張などのせいで練習の成果を出すことができず、満足する結果を残すことができませんでした。4年生で就活などが重なってしまい、満足に練習することができなかったのが今回の結果の要因だと思います」

 

――試合中に最も意識していたことはなんですか。

 「僕は練習の時に早く打つということを心掛けてやっていたので、本番でもそれを再現するように心掛けていました。ですが本番では1本でも外せないと思ってしまい、ルーティンが崩れてしまいました」

 

――リーグ戦以降の大会に出場する予定はありますか。

 「とりあえず6月末の入替戦に向けて、挽回できるようにこれからも練習を続けていこうと思います」

 

――後輩に向けて伝えたいことはありますか。

 「仲良くやってほしいです。仲が悪いとその分練習に来たくないとか、チームに悪影響が出ると思います。やはりみんなで仲良くやっていってもらいたいです」

 

小坂

――昨日の試合を振り返っていかがでしたか。

 「普段は風がやんでいる間に打つんですが、今回はほとんど止み間がなく、少し焦ってしまう部分があったので、その辺が難しい試合でした」

 

――50メートルを終えてどのような気持ちで30メートルに挑まれましたか。

    「30メートルは男子チームの課題でした。30メートルに自信があれば50メートルはのびのび撃てるだろうということで、30メートルを非常に強化してきたので、自信がありました」

 

――去年は思うように練習ができず、大会に向けての調整が難しかったと思いますがいかがでしたか。

    「やはり去年の前半半年はほとんど練習できていなかったのですが、自分は今年コーチに半ば付きっきりで見ていただき、技術やメンタル面を指導していただいたので非常に助かりました」

 

――副将として臨む今後の大会への意気込みはいかがですか。

 「男子は4年生が引退すると自分を合わせて9人になります。少ない人数で戦っていかなければならないので、いかに引っ張っていけるか、点数を上げていけるかがこの1年間の勝負になるかなと思っています」

 

薩摩

――今大会を振り返っていかがでしたか。

 「一年の中で一番大切な大会で全員が全力で挑んだのですが、緊張が出てしまい、環境面も難しい部分が多かったと思います。王座進出を逃し入替戦に回るということで、成功したとは言えない、複雑な気持ちです」

 

――2年生で唯一のエントリーでしたがプレッシャーはありましたか。

 「自分は緊張に強い方だと思いますが、やはり緊張しましたし、2年生唯一のメンバーということで厳しい面もありました。それでも先輩方がフォローしてくださり、プレッシャーは感じませんでした。試合に出たという経験は大きいと思うので、この経験を同期に共有していきたいです」

 

――今後の試合に向けての課題はありますか。

 「やはり自分も含め緊張に弱い選手は多かったと思いますし、そこが今回の結果の要因だったと思います。まだ試合が終わって間もないですが、なぜ本番に弱いのかを検討していく必要があると思います。普段の練習の雰囲気や、練習と本番の解離をなくしていく必要があると思います」

 

[萩原彩水]

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