
悲願果たせず8位 王座逃し入替戦へ/関東学生1部リーグ戦事後取材男子①
悲願は果たせなかった。王座決定戦を兼ねて行われた今大会。合計3750点を目標としていた男子だったが遠く及ばず、合計3537点の8位で終了。入替戦へと回ることが決定した。そこで今回は男子の出場選手から山内俊瑛主将(理4=明大明治)、須藤宏晃選手(理4=佼成学園)、田崎裕斗選手(商4=明大明治)にオンライン取材を行った。
◆5・15〜16 関東学生1部リーグ戦兼王座選考会(会場非公開)
▼5・15 男子
明大――5位
山内
――今大会を振り返っていかがでしたか。
「風もありましたし、例年とルールも会場も違ったので大変な試合でした」
――チームの結果についてはいかがでしたか。
「結果は結果なのであまり引きずってはいないです。この結果を各個人、力に変えてもらい次の入替戦でしっかりと結果を出したいと思います」
――今回の大会への思いはいかがでしたか。
「今回はルールが変わって、全員の結果がチームの結果に直結するというルールだったので、絶対に緊張するということは分かっていました。意気込みとかではないですが、いかに緊張をほぐしてやるかというのを練習から意識していました」
――主将としてのこの1年間はいかがでしたか。
「変化したことはたくさんありました。元々流されやすい人でしたが、主将になってから自分の言葉で話すことが増えて良くも悪くも他人の意見に流されなくなったと思います」
――同期の選手たちに伝えたいことはありますか。
「恥ずかしいですね。お互いに迷惑をかけたりかけられたりしましたし、背中を押したり押されたり大変でしたが、実質的には半年くらいの時間だったかもしれないですが、とても楽しかったです」
須藤
――今大会を振り返っていかがですか。
「自分の力が出せませんでした。自分は本番に弱いという自覚はありましたが、それが出てしまい対外試合などで慣れておく必要があったと思います」
――この一年どのように過ごされましたか。
「王座を目指す上で普段は選手として出場しているので、意識としてはチームの底上げが出来るようにやっていました。今の二年生は指導に割ける時間が短かったので、分かりやすく指導することを心掛けていました」
――メンバーに選ばれた瞬間はどのような気持ちでしたか。
「チームに貢献したいという思いが強かったです。実際リーグ戦が始まる2週間前くらいから射場に通いとにかく練習していました。絶対に勝つという思いが強かったです」
――まだ入れ替え戦が残っていますがいかがですか。
「何としてでも2部降格は阻止したいので、今できる練習量を最大限確保して、また対外試合があればどんどん参加していきながら本番に向けて準備をしていきたいです」
田崎
――今大会を振り返っていかがですか。
「天候も風があった中で自分の今出せる力は出せたと思います」
――去年は変則的な一年でしたがいかがでしたか。
「練習が出来なくなってしまった時にどうやってモチベーションを保っていくかというところが難しかったです。練習が出来ていないときに大会も潰れてしまっていたので、目標を常に持ってそこに向かって頑張るということを意識していました」
――山内主将とは下級生のころから一緒に試合に出ていましたが田崎選手にとってどういう存在でしたか。
「喋るのが下手で引っ張っていく感じではないですが、結果は必ず残してくれる信頼できる選手でした。自分はどちらかというと喋りやすくちゃんとしていない部分もありますが、そこは山内が引き締めてやってくれるので助かっています」
――後輩たちにメッセージはありますか。
「簡単に結果が出る競技ではないですが、それでも諦めずに努力することが大事です。自分のやってきたことを信じて頑張ってください」
[入谷彩未]
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