
深町メイジ始動 東日本7連覇を達成/第34回東日本大学リーグ戦
府立連覇へ。深町雅也主将(法4=朝倉)率いる深町メイジの戦いが幕を開けた。コロナ禍によりトーナメント方式、さらには無観客で行われた東日本リーグ戦。明大は順調に勝ち進み、中大との決勝戦も勝利。大会7連覇を達成し、幸先の良いスタートを切った。
◆5・9 第34回東日本大学リーグ戦(横浜武道館)
〈男子〉
▼明大——1位
〈女子〉
▼明大——3位
慶大、国士大戦をともに5-0で勝利し迎えた決勝。相手は強豪・中大。先鋒を任されたのは吉田大輝(法3=明大中野)だった。「緊張したが、後ろに先輩方がいるので安心して試合に臨めた」(吉田)。その言葉通り胴に膝蹴りを決め勝利。チームに勢いをもたらした。その後中堅の木村柊也(文3=関西福祉科学大)が先に一本を取られるも面蹴りで逆転勝ちを収める。しかし副将の野村龍星(文2=関西福祉科学大)が敗れ2勝1敗1分に。勝負の行方は深町主将に委ねられた。お互い攻めるも決め手を欠け、時間だけが過ぎる。しかし残り10秒で抑え面膝蹴りを決め一本を奪取。大会7連覇を主将が勝ち取った。「チームとして良い滑り出しができた」(深町)と、今年度も強さを見せつけた。
府立連覇。これが深町メイジの最大の目標だ。そのために深町主将は厳しい練習を課している。「どこの大学よりも練習しているので、自信があった」(吉田)。練習量が生み出す自信。これが明大の強さだ。「全大会で優勝し個人でも全勝したい」(深町)。グランドスラム達成に向け、今後さらに勝利を積み重ねていく。
[牛嶋淳太郎]
試合後のコメント
深町主将
――個人として今日の試合を振り返ってみていかがですか。
「一本も取られずに勝てたのは良かったけれど、決勝で一本しか取れなかったのでそこは悔しかったです」
――下級生に期待していることはありますか。
「アグレッシブさです。技術の面で先輩や相手チームに負けるのはしょうがないけれど、気持ちの部分で負けないように練習でも諦めずに一本でも多く走るなどそういうのをしっかりやってほしいと思います」
吉田
――チームの雰囲気はいかがですか。
「本当に全員が一丸となって勝ってやるぞという強い気持ちです。試合に出る5人以外も全員で勝ちに行こうという雰囲気でした」
――今後への意気込みをお願いします。
「今日決勝戦に選ばれたのはケガをしていたメンバーがいたから入れたというところが大きいです。これから府立も含め数多くの大会があるので、そこで実力で選ばれるようにアピールしていきたいなと思います」
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