
格上松蔭大相手に反撃及ばず敗戦/関東大学女子選手権
勝負どころで決めきれなかった。今試合の相手は2部Aリーグに所属する松蔭大。前半から相手の素早い攻撃を止められず、リードを許してしまう。後半も相手のディフェンスに阻まれ、流れをつかめない展開に。終始リードを許し、67―90と今大会3回戦目で敗退となった。
◆4・24~5・9 第55回関東女子選手権(各大学体育館)
▼5・5 松蔭大学 (浦安市総合体育館)
明大67{16―26、21―24、17―23、13―17}90松蔭大◯
スターターは、G西来実主将(理工4=鵬学園)、G沖咲月(文2=埼玉栄)、G新林未悠(理工1=湯沢翔北)、F佐藤美怜(文3=安城学園)、C大和千夏(文4=埼玉栄)
攻守であと一歩及ばなかった。第1Q開始早々沖がシュートを決め、幸先よく先制する。しかしその直後「簡単にボールを回されてしまった」(西)。相手の素早いボール回しに翻弄(ほんろう)され、すぐに逆転を許してしまう。その後も相手ペースで試合が進み、37―50とリードを許したまま前半を折り返した。続く第3Qでは近藤はづき(法1=安城学園)がリバウンドから素早いドリブルでゴール下へ。見事シュートを決めて流れを引き寄せたものの、最後まで相手の固いディフェンスを崩すことができないまま試合終了。「勝負どころで決められるかどうかが相手との違い」(沖)。何度もあったチャンスをモノにできず、ほろ苦い黒星を喫した。
新チームとなり初の公式戦での敗戦となった。それでも格上相手に「オフェンスはうまくいった部分もあった」(西)と選手は前を向いている。次に見据えるは秋のリーグ戦だ。昨年度は新型コロナウイルスの影響で入替戦が無くなり、昇格のチャンスが失われた。昨年度の悔しさを晴らすためにもチーム一丸となって昇格してみせる。
[宮本果林]
試合後のコメント
西主将
――格上の相手でした。
「ディフェンスに関してはボールを簡単に回されすぎてしまい簡単に3Pシュートを打てれてしまったのでもう少し修正していきたいです。ですが、逆にオフェンスはみんなドライブとかができていて上位が相手でも通用すると思ったのでその部分をもう少し伸ばしていきたいです」
――今後の意気込みを教えてください。
「4年生にもなって出場できる試合の数もだんだん少なくなっていくので、1試合1試合を大切にしていきたいです」
沖
――相手のディフェンスはいかかでしたか。
「ディフェンスは結構固かった割には点数を取れなかったわけではないのでよかったです。シュート力など、今練習してないことをこれからのリーグ戦に向けてやっていくので、もう少し点数を取れるようになると思います」
――新人戦への意気込みを教えてください。
「まずは自分たちができることをやり、勝敗というよりも内容にこだわって頑張っていきたいと思います」
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