
5―0で早大に快勝!/関東学生春季1部リーグ戦
終わってみれば5得点と文句なしの勝利だ。第1QにD F中嶌隆人(文3=伊吹)が幸先良い先制点を決める。その後も得点を重ね、5―0で早大に勝利を飾った。
前回の課題を克服する試合を展開した。前半、2点を先制し迎えた第3QでP C(ペナルティーコーナー)を獲得。打ち手のD F古川裕大(政経4=伊万里商)は「しっかりコースを狙って打った」。相手の立ち位置を見極め放ったシュートは、ゴールに吸い込まれていく。今試合で獲得したP C3本のうち2本を古川が決めてみせた。前回の課題で挙がったP Cの確率性について「練習を重ねて精度を上げることができた」(D F大嶋鴻太主将・商4=今市)。この1週間で精度に磨きをかけ、日々の練習の成果を発揮した。
第4Qにはルーキー・M F小林正人(政経1=今市)が豪快なシュートで初得点を決めた。指揮官も「今後軸になる選手」(小池文彦監督)と太鼓判を押す。「期待に応えられるように頑張りたい」(小林正)。小林正自身も身を引き締めた。
2戦連続で快勝を収め、流れに乗っている。次戦の相手は法大。ここ2年間は負けを許していないが、2018年春季リーグ戦ではS O(シュートアウト)戦の末、敗れている。そのため、油断はできない相手だ。「結果よりも内容にこだわりたい。そうしたら結果も付いてくる」(大嶋)。見据える優勝に向けてまい進していく。
[都甲可奈子]
試合後のコメント
小池監督
――PCは古川選手が2本決めました。
「ようやくエースが決めてくれました。今後、大事な試合の時に彼が決めてくれるとこちらも優勢に進められるので、彼には軸となってやってほしいと思います」
――今後の課題はございますか。
「大事な時に点がほしいので、ボールを持っている場合はPCを取りに行くプレーを意識的に多くしてほしいというのはあります」
大嶋
――5-0の点差はどう捉えていますか。
「そう聞くと一見大勝のようにも見えるのですが、実力的にはもっと取れるしもっと大差にできたところもあります。自分らは王座優勝を目標にやっているので、もっと突き詰めていかないとそこまで届かないのではないかなというのが率直な意見ですね」
古川
――意気込みをお願いします。
「コーナーの決定力を上げて次戦に挑戦したいと思います」
小林正
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「前節よりパスが結構つながっていて全体的にコントロールできたと思います」
――意気込みをお願いします。
「次も自分が1点を決めてチームに貢献できるように頑張ります」
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