
リーグ開幕直前 徳田滉也主将インタビュー
10月18日から関東大学リーグ戦が開幕する。相次ぐ大会の中止により、このリーグ戦が今シーズン最初で最後の大会となった。リーグ4連覇が懸かる大一番。FW徳田滉也主将(政経4=武修館)に今の心境を伺った。
(この取材は10月16日に行われたものです)
――春夏と大会が中止に。どんな思いで過ごされていましたか。
「新型コロナウイルスの影響なので、仕方のないことだと思っていました。すぐに終息していつもの生活に戻れると思っていましたが、毎月チームの集合の予定を立てても集合できず、本当にシーズンが始まるのか不安でした。大会がなくなったのショックでしたが、秋とインカレがあると信じ、ポジティブに考えて過ごしていました」
――最上級生になっていかがですか。
「半分は新型コロナウイルスの影響で、チームで過ごすことはできなかったですが、やっとチームとして動けて、時間がない中で後輩たちに最後どういう姿を残すことができるか考えるようになりました。あとは最上級生になったとはいえ、後1か月半程で引退なので、寂しい思いがかなりあります」
――主将という立場に難しさはありますか。
「歴史ある明大アイスホッケー部の主将という責任感はかなりあります。自宅にいるとき、時間もあったので、どのように1年やっていこうなど考えることが結構ありました。でも最終的に集合したのは9月で、残り時間が少ないのでとにかく悔いないように日々を送ろうと思いました。後輩たちもちゃんとやってくれているので助かっています。同期も色々チームのことに意見を言ってくれるので信頼しています」
――今シーズンから監督が変わりましたが、戸惑いなどはありましたか。
「プレー面でシステムなど、昨シーズンまでよりも細かくやっているので、わからないことなどありますが、選手の意見もちゃんと取り入れてくれるので選手間で思ったことは監督に伝えるようにしています。最初は戸惑いが多少あったと思いますが、みんな一生懸命やっています」
――1年生の印象はいかがですか。期待していることはありますか。
「1年生は上手い選手も居るし、すごいウエイトマンも居て個性があっていいと思います。余計なことは考えないでひたすらにプレーしてほしいです」
――どのようなチームで、どのような試合をしていきたいですか。
「明治の良いところなのか、最後のインカレの時にすごくチームとしてグッと一つになって、強さを発揮する傾向があると思います。今シーズンはリーグ戦の7試合、これが最後なのでそういった思いで、一つにまとまって圧倒的な強さを発揮したいです」
――最後に意気込みをお願いします。
「今までの秋リーグとは違い、今シーズン最後の大会、4年生は学生最後の大会となるので、1試合1試合の重みをチーム全員が十分に理解して臨みたいです。もちろん目標は優勝です。なにがなんでも優勝したいです。試合ができる喜びを今シーズンはすごく感じますし、楽しみです。最後、4年生として主将として、必ず後輩に優勝という形で残せるように頑張りたいと思います」
――ありがとうございました。
[藤山由理]
◆徳田 滉也(とくだ・ひろや)政経4、武修館、171センチ・70キロ
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