
小さなミスから手痛い黒星に 秋リーグ初の敗戦/関東学生秋季1部リーグ戦
秋季リーグ3戦目は早大との対戦。前半はいい流れで3点差を付け、15―12で終えた。しかし、後半から相手の速攻に苦しみ、27―30で惜敗。秋リーグ初の敗戦となった。
◆9・13~10・31関東学生秋季1部リーグ戦(開智望小学校他)
▼10・11 対早大戦(開智望小学校)
明大27{15-12、12-18}30早大〇
エースの活躍に会場が沸いた。前半は可児大輝(政経2=中部大春日丘)が素早い動きで相手ディフェンスを突破し、得点を量産。ディフェンスでも強いフィジカルを生かし、反撃を狙う早大セブンを制圧した。「いいリズムで得点を取れて」(高橋海・営3=法政二)、3点の余裕を持って前半を終えた。
しかし、後半に入るとチーム全体のディフェンスが揺れ始める。「相手のペースに飲まれてしまった」(岩田圭司・営4=千葉県私立市川)。18分台からは逆転を許し、前半とは一転、苦しい戦いに。シュートミスも増え、最終的には国土大戦の6回、東海大戦の8回に比べても著しく多い13回のシュートミスを記録。なんとか食らいつくも試合終了の4分前から3点を許し、27-30で敗れた。
今は前だけを見る。現在Aブロック2位につける明大。一週間後には、昨年度春秋リーグともに敗れた日体大との対決が行われる。「勝ちにこだわりたい」(可児)。勝利への執念を持って、さらなる跳躍を目指す。
[ソル ヨンファン]
試合後のコメント
加藤監督
――今回のチーム構成で最も重点的に考えた点はどこですか。
「シュートを打った後と、ミスの後のバックチェックを徹底することに重点をおきました」
岩田
――今試合を振り返って、いかがでしたか。
「前半はディフェンスの足も動き、セットオフェンスでも点が取れて、明大のペースに持ち込めていました。後半は攻めから守りに向かうことが徹底できず、相手のペースに飲まれてしまいました」
高橋
――後半に失速した理由はどこにありますか。
「相手の持ち味である速攻に対しての戻りが、ミスが続いたことにより遅くなったしまったためです。また、勝負所でシュートを打たせるディフェンスができなくなってしまったことだと思います」
可児
――ご自身の活躍を振り返っていかがでしたか。
「個人としては流れをつかめるところでのシュートミスが多かったので、エースとして決め切れる選手になりたいです」
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