大東大に8点差で敗戦 アップセットまであと一歩届かず/関東大学1部リーグ戦 

  現在8勝で、リーグトップを走る大東大との一戦。第4クオーター(Q)、17点差から逆転の流れをつかみ点差を縮めたが、大東大も勝負強さを見せ逆転には届かず。6371で敗戦となった。

 

◆8・241114 第95回関東大学1部リーグ戦(駒沢体育館他)

▼9・29 対大東大1回戦(日体大世田谷体育館)

明大63112521161419171171大東大○

 

 スターターは、PG渡辺翔太(政経3=宇都宮工)、SG須藤昂矢(営4=桐光学園)、SG常田耕平(政経2=正智深谷)、PF植松義也(営3=桐光学園)、PF永田(政経3=盛岡南)。

 

 第4Q残り8分、17点ビハインドの展開から、渡辺の3Pシュートを皮切りに一気に流れに乗った明大。ディフェンスもさらに激しさを増し、相手のターンオーバーを誘発し点差をぐんぐん縮めていく。大東大もタイムアウトを使い、流れを切りに来るが明大の反撃は続き、C溝口月斗(国際2=東海大札幌)のシュートで8点差にまで追い上げた。しかし「あそこですべてが決まってしまった」(鍵冨善宏HC)。大東大の2発の3Pシュートがさく裂。逆転への希望は完全に摘まれてしまった。「点差を詰めている場面で詰め切ることができなかった」(溝口)。最後まで流れをつかむことができず、8点差で敗戦となった。

 

 現在首位の大東大とも好勝負を繰り広げ「今までどんな強いところでもいい試合をしてきた」(渡辺)。それでも「勝たなきゃ意味はない」(渡辺)。10試合やってつかんだのはたった一勝。次戦でリーグ前半戦も終わる。「もう『いい試合をしたね』では終われない」(鍵冨HC)。自動降格を避けるため、一勝でも多く挙げるため、勝利への執念を見せてほしい。

 

[田北俊介]

 

 

 

◆第95回関東大学1部リーグ戦星取表◆
東海大 大東大 専大 筑波大 青学大 白鴎大 日大 早大 神大 明大 日体大 法大 勝 敗 順位
東海大 7勝 3敗 3
大東大 9勝 1敗 1
専大 7勝 3敗 4
筑波大 9勝 1敗 2
青学大 6勝 3敗 5
白鴎大 4勝 5敗 8
日大 5勝 5敗 6
早大 2勝 8敗 10
神大 2勝 8敗 11
明大 1勝 9敗 12
日体大 5勝 5敗 7
法大 2勝 8敗 9
10戦目終了時

試合後のコメント

鍵冨HC

――試合を振り返っていかがでしたか。

「相変わらずディフェンスは上手くできていました。義也(植松)と月斗(溝口)リバウンドを良く拾ってくれました。それでもゴール下の簡単なシュートを外してしまったり、一試合通してディフェンスの強度を保つことはできませんでした」

 

渡辺

――今までの試合を振り返ってみていかがですか。

 「今までずっと、強い相手でもいい試合をやってきて、それでも勝てませんでした。勝たなきゃ意味ないっていうのは。みんな自覚していかなきゃいけなくて、もっと一勝にこだわらないとダメです。勝たないと楽しくないですし」

 

――法大戦への意気込みをお願いします。

 「相手の大きいガードが点を取ったり、アシストしたり起点になってくると思います。そこを自分が激しく当たっていきたいです」

 

溝口

――法大戦への意気込みをお願いします。

 「法政は勝たなきゃいけない相手なので、この一週間自分たちのやること見直して、いい形でリーグ一週目を終えられたらと思います」