(女子)松原が樋口を破り優勝 幸先の良いスタートを切る/関東学生選手権
新体制となって迎えた初の大会。女子7、8級クラスでは松原星(商1=武蔵野学院)が優勝、2位に樋口新葉(商1=開智日本橋学園)がつけるなど、明大からは8位までに6選手が入賞した。
◆5・18~19 関東学生選手権(東大和スケートセンター)
▼女子7、8級 |
||
1位 |
松原 星 |
65.37 |
2位 |
樋口 新葉 |
60.57 |
4位 |
大矢 里佳 |
50.00 |
5位 |
佐藤 伊吹 |
49.47 |
7位 |
井上 千尋 |
47.33 |
8位 |
森 千夏 |
46.63 |
20位 |
土橋 亜海 |
38.32 |
▼女子3級 |
||
2位 |
伊藤 百花 |
36.10 |
▼女子5級 |
||
4位 |
小川 菜 |
48.75 |
9位 |
岩永 詩織 |
42.89 |
圧倒的な強さを見せた。60点を越える得点で堂々のワンツーフィニッシュを果たした松原と樋口。松原は「靴が合わなく不安」の中、堂々としたスケーティングを披露した。不調であったトリプルルッツを冒頭で難なく着氷。その後もジャンプのミスなく、ステップではレベル4を獲得し完璧な滑りを見せた。
新SP(ショートプログラム)を披露した樋口。大学生となって環境が変化し「練習がいつもより足りていなかった」(樋口)。練習でいつも失敗していた最後のループが本番でも抜けてしまう。「1位になれるプログラムだったのになれなかった」(樋口)と、悔しさをあらわにした。それでも『Bird Set Free』の力強い歌詞を体全体で表現。迫力のある演技で詰めかけた多くの観客を魅了した。
悲願のインカレ(日本学生氷上選手権)女子団体優勝に向けて順調な出だしとなった。4位に昨年度インカレ3位の大矢里佳(商3=中京大中京)、5位にルーキー・佐藤伊吹(政経1=駒場学園)が続くなど層の厚さを見せつけた今大会。黄金時代を作り上げていくには十分な戦力がそろった。シーズン開幕まで4か月。課題を克服し「挑戦できる年にしたい」(大矢)明大女子の躍動に期待だ。
[中澤美月]
試合後のコメント
大矢
――上半身をよく動かしたステップが良かったと思いますがいかがですか。
「曲は変えてないのですが、振り付けを全部変えました。また違った感じのイメージで振り付けをしてもらったので、これからももっと練習をしてステップはもう少し上半身使い、感情を入れてできたらいいなと思いました」
佐藤
――今日の演技を振り返っていかがでしたか。
「3回転3回転で一つ目は良かったのですが、2つ目で軸が曲がってしまって転んでしまった部分は練習が完璧ではなかったことが、試合で出てしまったのかなと思います」
樋口
――学生大会の雰囲気はいかがでしたか。
「違う大学の選手とも応援やハイタッチができて、とても温かい環境だったので、とても好きです」
松原
――1位を取った気持ちはお聞かせください。
「(樋口)新葉ちゃんの次の順位になればいいと思っていたのでびっくりです」
――明大の応援に加わってみていかがでしたか。
「何度か応援にきていたのですが、いざ滑るとすごいなと思います」
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