
早大に逆転負け 5連勝ならず/関東大学リーグ戦
流れをつかみ切れなかった。リーグ戦5戦目の相手は早大。開始1分にFW松本昴大(商4=北海道清水)が先制点を決め試合の主導権を握ったかと思われた。しかし、気の緩みからか守備が乱れ4失点。第2ピリオド以降は無得点と攻撃も機能せず。最終スコア2-4で試合終了。連勝記録を伸ばすことはかなわなかった。
◆9・8~11・25 関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
▼9・24 対早大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
明大2{2―1、0―2、0―1}4早大◯
攻守がかみ合わなかった。試合開始早々に2点を先行し、盤石の試合運びを見せていた。しかし「ほっとしてしまった」(DF梅村宏輔・政経4=北海道清水)と、守りにほころびが生まれる。そのスキをつかれ、早大に連続得点を喫し逆転を許した。2―3で迎えた第3ピリオド。相手にリードされる展開に「焦ってしまっていた」(松本)。攻めていきたい場面でパスが通らず、逆に早大に攻め込まれ追加点を献上。「テンションが下がってしまった」(梅村)と、その後も反撃の糸口をつかむことができずリーグ戦初黒星となった。
本来の力を発揮できなかった。「ペースが良くなかった」(井原朗監督)。8回もペナルティを取られ、思うようなプレーができず。さらに「明治の売り」(松本)というパス回しも今日は陰を潜めた。次戦の相手は東洋大。春の関東大学選手権で延長戦の末負けを喫した相手だ。「気合いを入れて一から頑張る」(梅村)と、敗戦を糧に明治の真価が試される。
[藤山由理]
試合後のコメント
井原朗監督
――試合を振り返っていかがでしたか。
「こっちの方が慌ててしまい、ペースが良くありませんでした。そんなに(早大の)プレッシャーを感じなくてもいいところで、こちらから焦ってプレッシャーを感じてしまって、流れが悪くなって、珍しくこちらから慌ててしまいました」
梅村
――Cマークを付けて試合に臨むこととなりました。
「一応キャプテンがいなくてもちゃんと指揮が取れるようにしてきました。牛来(森都・法4=北海)と話し合ってきて、チームの雰囲気も良かったのですが、負け始めてからはみんなテンションが下がってしまっていました。もっと自分や牛来とか、4年生中心に後輩たちの士気を上げられるようにしないとダメだなと思いました」
松本
――相手に流れを渡してしまった要因はどこにあると思いますか。
「シュート数の問題だと思います。向こうが多く打っていて、自分たちはあまり打てていなくてというのが相手のキーパーを疲れさせることもできなかったですし、ひやっとさせることもできなかったのが要因です」
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