
中大に逆転勝ち 秋季リーグ2勝目/関東学生秋季1部リーグ戦
リーグ5戦目の相手は春季リーグ3位と格上の中大。前半こそリードを許す展開となるも、後半は得意の速攻が決まり、怒涛(どとう)の追い上げを見せる。流れを味方につけ、23-20で勝利を挙げた。
◆9・1~10・7関東学生秋季1部リーグ戦(日大八幡山体育館他)
▼9・23 対中大戦(明大和泉体育館)
○明大23{7-10、16-10}20中大
破竹の勢いを見せた。前半はオフェンスがうまく機能せず、7-10で試合を折り返す。しかし後半開始30秒、攻撃の歯車がかみ合った。中川翔太(営3=法政二)が夏合宿で練習したディフェンスからの速攻でゴールを決める。「苦しい場面で思い切ってプレーができた」(中川)。この速攻をきっかけにチームは流れを引き寄せ、4連続得点で逆転。その後もシュートミスを最小限に抑え、リードを守り続けた。勝利に大きく貢献した中川は「自分たちらしい試合ができた」と納得の表情。目標とするベスト4に大きく近づき、選手たちからは笑顔がはじけた。
佳境を迎えるリーグ戦。ますます白熱した戦いが予想される。上位を狙うには、全勝がマスト。そのためにも「自分たちのハンドボールがしたい」(中川)。残すところあと3試合となった明大。持ち味の速攻で勝利をつかみにいく。
[長谷川璃月]
試合後のコメント
加藤良典監督
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「前半は自分たちのペースで試合運びができなかったが、後半はしっかりディフェンスもできて良い形でゲームを終えられた」
――一番良かった点はどこですか。
「前半後半含めてキーパーが安定して止めたので失点が少なくて、今日に関してはディフェンスがある程度機能して持っていけたので良かった」
山田信也(政経4=愛知県愛知)
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「前半オフェンスが良くなくて、自分自身もシュートミスをしてしまってなかなか自分たちのリズムに持っていけなかった。後半は立ち上がりで速攻が決まり、流れを持っていけた。後半の終盤は全然シュートミスもしていなくて際の部分で前半決められていなかった分決められたので良かった」
――後半5連続得点を挙げました。
「速攻が結構決まった。速攻は夏にも結構練習して、今のディフェンスから速攻が行きやすいので、そのリズムが良くて5連続得点という形になったと思う」
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