
駒大に3―1で勝利 秋季リーグ4勝目を挙げる/秋季関東大学男子1部リーグ戦
粘り勝った。秋季リーグ戦5戦目の相手は駒大。2セットを奪取するも、途中からミスを連発し、3セット目は駒大の手に。以降、4セット目は接戦を制し奪い、セットカウント3―1で勝ちを得た。
◆9・8~10・20 秋季関東大学1部リーグ戦(駒沢体育館他)
▼9・22 駒大戦(小田原アリーナ)
○明大3{25―20、25―21、20―25、29―27}1駒大
<スターティングメンバー>(ローテーション順)
WS鎌田佳朗(法3=東亜学園)、MB松田海飛(文2=愛工大名電)、OP池田颯太(営2=松本国際)、WS小松一哉(政経3=雄物川)、MB三輪大将(政経1=高川学園)、S上林直澄(法2=東亜学園)、Li小川智大主将(政経4=川崎橘)
相手の追い上げを振り切った。リーグ戦5戦目は、今季調子を上げてきている駒大との一戦。出だしから三輪のクイック、小松、松田のブロックで得点を積み重ねて2セットを連取した。しかし第3セット終盤、「(自分の)立て直しができず、主将として情けない」(小川)。小川のサーブレシーブの乱れやミスの連発で7連続失点。3セット目を奪われた。迎えた第4セット序盤、相手のクイックに押され4点リードを奪われたものの、すぐに三輪のブロックなどで5点を奪取。「いつもはコミットブロックにしていたところを、リードブロックで我慢したことは大きい」(小川)と、それ以降も普段通りのバレーを貫き終盤へ。互いにサイドアウトを取り合い迎えた26―27の場面で、三輪がブロックを決めて同点。最後は「信頼があって、好調な三輪にトスを上げた」(上林)と、三輪がクイックで連続得点を挙げ試合終了。セットカウント3―1の粘り勝ちを収めた。
序盤の力はついてきている。春季リーグ戦では全11試合中6試合で1セット目を先取され、課題を残した。しかし秋季リーグ戦では未だに1セット目を先取されていない。「出だしは良い」(三輪)。次戦は春季リーグ戦で勝利した慶大との対戦。「(実力が)下との試合はアップから抜いてしまうクセがある」(小川)。立ち上がりから気を引き締め、破竹の5連勝を飾りたい。
[佐々木崚太]
試合後のコメント
小川
――今試合の収穫はありましたか。
「相手のブロックに対応して攻められたので、上林の成長でしたり、池田が決め切ることができたいい試合だったと思います」
鎌田
――今試合の振り返りをお願いします。
「勝ちはしたのですが、もっと楽に勝てた試合だったと思います。2セット目以降、自分が要所要所でミスをして、そこから自分のペースが崩れ、サーブカットが乱れていったので、そこは反省して明日からしっかり返していきたいです」
――3セット目を取られてしまった要因をお願いします。
「自分のキャッチの精度が悪かったことと、小川さんもそこで崩れてしまって、チームとしても取りきれなったことが良くなかったです。キャッチが返せなくてもしっかり決め切ったり、もう一回体制を直して攻撃に持っていけるということができれば3セット目は取れていましたが、それができていなかったのが3セット目を取れなかった要因ですし、これからの課題でもあります」
三輪
――今試合の速攻の調子はいかがでしたか。
「セッターも自分にトスを上げてくれる気持ちが強く、セッターと合っていたので良かったと思います」
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