
怒涛の追い上げも及ばず 筑波大に惜敗/関東学生秋季1部リーグ戦
全9戦の秋リーグを1勝1敗2分けで折り返し、挑んだ筑波大戦。前半は明治の持ち味である速攻を決め切れず、10点差まで突き放される。後半に入ると速攻を次々に決め相手を圧倒したが、結果は19-22。前半の得点差を覆せず敗北を喫した。
◆9・1~10・7関東学生秋季1部リーグ戦(日大八幡山体育館他)
▼9・22 対筑波大戦(日体大健志台体育館)
明大19{6-16、13-6}22筑波大〇
出だしのつまずきをカバーできなかった。前半は「相手のディフェンスが強く当たってきたので、やろうとしていたことができなかった」(加藤良典監督)。相手の勢いに押され、パスミスを繰り返し次々に得点を奪われた。
転機は後半12分。岸正直(法3=法政二)が入り「後半いい動きをしていた」(加藤監督)と速攻の場面では機敏なパス回しを見せる。岸の持ち前のパスは山田真也(政経3=愛知)につながり、流れを変える一点となった。この速攻を決めると、山田と岸のダブルポストで一気に追い上げた。勝利には至らなかったが、秘策で一矢を報いることができた。
次戦はホームの明大和泉体育館で中大を迎え撃つ。「ホームゲームで明治一丸となって勝てるように頑張る」(門間優次郎主将・法4=法政二)。リーグ戦が折り返し地点にある今、ベスト4に近づくために、下を向いてはいられない。
[内田朝]
試合後のコメント
加藤監督
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「前半は相手のディフェンスが強く当たってきたので、やろうとしていたことができていなかったです」
――次の試合への意気込みをお願いします。
「上位に食い込むためには明日の中大戦には勝たないと狙えないと思います。しっかりと勝ち切れるように頑張りたいです」
岸正直
――試合では活躍されていました。
「試合前から裏を使うという点で自分の特徴を生かせる相手でした。前半はちょっと、立ち上がりはうまくいかなかったですけど、後半はダブルポストで攻めることができたと思います」
門間優次郎主将
――前半圧倒されていました。
「相手が来ているのに対して上3人がかわし切れず、そこで無理やりシュートをうたされていたのがもったいなかったです」
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