早大に15点差で大敗 最下位脱出できず/関東大学1部リーグ戦
第9節は現在最下位の明大と同じく負け越している7位の早大との一戦。序盤から得意のディフェンスを発揮するもリードをつくることができない。後半、ミスが増え始め点差を広げられ試合終了。74-89で敗れ、最下位脱出とはならなかった。
◆8・25~11・11 第94回関東大学1部リーグ戦(駒沢屋内球戯場他)
▼9・22 対早大1回戦(水戸市総合運動公園体育館)
明大74{15-22、19-20、14-25、26-22}89早大○
スターターは、PG綱井勇介(文4=大阪学院)、SG小林拓主将(営4=桐光学園)、SF須藤昂矢(営3=桐光学園)、PF森山修斗(政経4=瀬田)、C今川友哲(営4=大阪桐蔭)。
1勝7敗で迎えた7位・早大との対戦。「ゾーンも決まっていてスタートは良かった」(小林)。しかし、後半から明大のミスが連発。「5人が連動して動けなかった」(今川)と思ったようなディフェンスができない。第3クオーター(Q)、ミスに加え早大の4本の3Pシュートで一気に突き放されてしまう。その後も必死に背中を追いかけるも差は縮まらず。15点差をつけられ大敗となった。
長く暗いトンネルを進んでいる。チームの雰囲気は「間違いなく悪い」(今川)。口をそろえて改善点と指摘するのは“チームの声掛け”。「4年生がもっと声を出さないと」と主将の小林も問題視している。2年前の入替戦も経験している4年生。暗い中でも活気あるプレーで光を見せてほしい。
控えるのは神大戦。この戦いに勝利すると最下位から脱出することができる。「1勝できれば違う景色が見えてくる」(今川)。景色が変われば流れもついてくるはずだ。次こそはトンネルを抜け出したい。
[田北俊介]
試合後のコメント
小林
――どのように声掛けをしていますか。
「4年生を主体として声掛けをしています。もっと4年生が声掛けをしてリーダーシップをコートの外でも中でも発揮しなきゃいけないと思います」
今川
――チームの雰囲気はいかがですか。
「間違いなく悪いと思うのですが、1勝すれば変わってくると思います」
――第1Qでリードした試合が2試合しかないことについてどう考えていますか。
「出だしで負けている試合は一つも勝てていないので問題だと思います。4年生がスタートで4人出ているので修正できると思います」
森山
――今試合の敗因を教えてください。
「後半自分たちがやりたいことができなくて負けてしまいました。こんなに離されてしまう試合ではなかったと思います」
――神大戦への意気込みをお願いします。
「神大はどこのチームから見てもいいチームだと思います。でも、それに屈せず自分たちのバスケで勝ちたいと思います」
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